昭和ブルーホークス、圧巻の2連勝! Bグループ1位で決勝トーナメント進出

【組合せ】第1回北海道東北4年生以下大会プレ大会
昭和ブルーホークス、圧巻の2連勝!
Bグループ1位で決勝トーナメント進出
第1回北海道東北学童軟式野球4年生以下大会が宮城県で開幕し、北海道代表の昭和ブルーホークスが躍動している。
予選Bグループに属した同チームは、第1戦で七郷少年野球クラブ(宮城県)、第2戦で栗原ベースボールクラブ(宮城県)と対戦し、いずれもコールドゲームで快勝。
攻守にわたる安定した戦いぶりを見せ、Bグループ1位で決勝トーナメント進出を決めた。
準決勝では札幌オールブラックスと対戦し、前回のリベンジを狙う。
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写真・昭和ブルーホークス提供
昭和ブルーホークス、2試合連続コールド勝ち!
準決勝進出を決める
第1回北海道東北学童軟式野球4年生以下大会が3月8日、宮城県で開幕した。
北海道代表として出場している昭和ブルーホークスは、予選Bグループで七郷少年野球クラブ(宮城県)と栗原ベースボールクラブ(宮城県)を圧倒し、2試合連続コールド勝ち。
堂々のBグループ1位通過を果たし、決勝トーナメント進出を決めた。

写真・昭和ブルーホークス提供
初戦・七郷少年野球クラブ戦(8-0 四回コールド)
昭和ブルーホークスは初回から攻撃のギアを上げ、一気に試合を決定づけた。
先頭の1番・早坂勇人(3年)がバントヒットで出塁し、2番・北川陽大(4年)の四球、相手バッテリーミスで無死二、三塁と絶好のチャンスを作る。
ここで3番・伊勢谷爽真(4年)がセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち先制。
その後も相手守備の乱れを突き、この回一挙5点を奪う攻撃を見せた。
二回には敵失から追加点を奪い、四回にはダメ押しの1点を加えた。
投げては先発の伊勢谷が七郷打線をヒット1本に抑える好投を披露。
投打にわたり相手を圧倒し、8-0の四回コールド勝ちを収めた。
荻原泰士監督は「先発の伊勢谷が流れを作ってくれました。攻撃面でも小技を絡めながら試合を優位に進めることができた」と試合を振り返った。

写真・昭和ブルーホークス提供
第2戦・栗原ベースボールクラブ戦(10-0 四回コールド)
ダブルヘッダーの第2戦でも昭和ブルーホークスの勢いは止まらなかった。
初回、相手投手の制球難を見逃さず、フォアボールやヒットを絡めて5点を先制。
二回、三回は三者凡退に抑えられたが、四回に再び爆発する。
8番・加藤勇次郎(3年)の四球を皮切りに、1番・早坂のレフト前ヒット、そして二盗で一死二、三塁とすると、2番・北川がセンターオーバーのタイムリーを放ち、さらに5点を加えて試合を決定づけた。
荻原監督は「初回に5点を取れたことで流れを作ることができた。ただ、4年生以下のチームなので、細かいミスも目立った。準決勝ではそこを修正したい」と課題も口にした。

写真・昭和ブルーホークス提供
準決勝は札幌オールブラックスと対戦!リベンジなるか
準決勝では、札幌オールブラックスと激突する。
昭和ブルーホークスにとっては因縁の相手であり、前回の対戦で敗れているだけに、雪辱を果たしたいところだ。
荻原監督も「1点ずつ積み重ねて勝ち切れるよう、チーム一丸となって戦いたい」と意気込みを語る。
昭和ブルーホークスの挑戦はまだ続く。

ベンチ前で気合を入れる昭和ブルーホークス
勝つために必要な「試合運びの巧さ」
昭和ブルーホークスの2試合を振り返ると、彼らの強さは単なる打力や投手力だけでなく、「試合運びの巧さ」にあると感じた。
特に初戦の七郷戦では、相手のミスを見逃さず、序盤から主導権を握る攻撃を仕掛けた。
早坂のバントヒットに始まり、四球、バッテリーミス、そして長打と、相手の隙を逃さない攻撃は見事だった。
さらに、伊勢谷の好投で相手に流れを渡さなかったことも大きい。
第2戦の栗原戦でも、初回に相手投手の乱れを見極め、フォアボールを足がかりに得点を重ねるしたたかさが光った。
一方で、二回、三回と無得点に終わり、試合の流れが相手に傾きかける場面もあった。
だが、四回に再び攻撃を組み立て、大量点につなげた冷静な試合運びは評価に値する。
準決勝以降は、強豪チームが相手となるため、単純なミスが命取りになりかねない。
ここをいかに修正できるかが、優勝へのカギとなるだろう。
次戦の相手は札幌オールブラックス。
過去の対戦で苦杯をなめた相手に対し、どのような戦いを見せるのか。
昭和ブルーホークスの戦いから目が離せない。

写真・昭和ブルーホークス提供