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女子プロ野球に合格した山崎まり!

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真駒内シニアの後輩から花束をもらう山崎まり選手




19日、長沼町にある中学硬式クラブチームの札幌真駒内シニアを訪れた。

昨年11月23日(金)尚美大学グラウンドで行われた、第4回女子プロ野球トライアウト(プロテスト)で当チーム出身で『山崎まり』(23)[アサヒトラスト]が、初挑戦で一発合格した!

この日は以前硬式野球を学んだ札幌真駒内シニアへ里帰りし、後輩たちと一緒に汗を流した。山崎まりさんは持ち前の強肩と力強いバッティングを武器に3月30日開幕を目指す!

女子プロ野球チームができ今年で4年目を向かえ新体制でシーズンを迎えるようだが、昨年までは京都・大阪・兵庫に3チームがあり、およそ50人の選手が所属していた組織だ。

今シーズンの3月30日京都から開幕!

これまでと違う!昨年までは関西の京都・大阪・兵庫の3チームでリーグ戦を行い開催してきたが、今シーズンから関東27名・関西27名の2チームに分け戦う。

4月下旬には神宮球場での試合や全国16都市での開催、また複数チームに分け戦うことも視野に入れ企画が進んでいる!

道内での試合も予定されているなど楽しみは膨らむ。

道内に縁のある選手では岩屋美里(砂川市出身)、佐藤ちひろ(岩見沢教育大)、田中碧(苫小牧出身)などが頑張っている。

山崎まり(23)

◆経歴:山崎まり(23歳)
小学2年生から3つ上の兄の影響で、「真駒内スターズ(現・南スーパースターズ)」へ入団、中学ではリトルシニアの「札幌真駒内シニア」へ入団。

当時女子選手の入団は無く、山崎選手はリトルシニア北海道連盟では第1号の女子選手誕生だった。

中学3年シーズン終了後、本州の女子高校野球も考えたが兄と同じ藻岩高等学校野球部マネージャーとして野球部をサポートした。

また土日は女子硬式クラブチーム「ホーネッツレディース」へ所属。大学は筑波大学で男子学生と混じり硬式野球部に属した。

大学卒業後、荒川区非常勤講師として荒川区立第三中学校で体育・部活指導と土日はアサヒトラスト女子硬式クラブチームに所属と忙しい日々を過ごしていたが、野球の虫が騒ぎ出し今回プロテストへ挑戦した。

女子野球の現状

あまり知られていなかった女子プロ野球リーグ!?

発行人の私も詳しくなく今回勉強させていただいた。現在女子リーグは、決して競技環境に恵まれているとは言えない中、男子と同じように大好きな野球を続ける女子野球選手がいる。

野球に専念し、生活できる場を創りたいとの想いから2010年に誕生した女子野球のプロリーグだ。

現在、日本における女子硬式野球人口は約600人とも言われ、決して競技人口が多いスポーツではない。

しかし、その背景には「女子硬式野球のチームが少ない」ことや「男子硬式野球部に入部しても、公式戦に出られない」など、野球を続ける困難さから、ソフトボールなど他競技に転向を余儀なくされる選手が大半を占めているのが現状なのだ。

この女子プロ野球リーグの創設により、野球に専念できる新たな環境を提供し、野球を続けて行きたいと願う女子野球選手の競技継続、またそれにともなう女子硬式野球の競技レベルの向上を願うものだ。

【記者の目:大川祐市】
今回取材した山崎まりさんは、以前のベースボール北海道STRIKEの紙面で紹介したことがある。

当時は高校三年生、筑波大学進学が決まった頃だ。

少年野球で頑張る女子選手の為に何かメッセージと言った取材内容だったと記憶する。

今回お会いして当時から比べて身体の線も太くなった様に感じる。

また男子選手と比べて女子選手の場合ハンデキャップがある中。

節目節目で自ら次のステージへとドアをこじ開けて行ったような逞しさや強さを感じる。プロと言ってもまだ結成4年目!

不毛の地と言える。このチャンレンジャー精神と逞しさは、女子のみならず男子選手にも大変勉強になる生き様だ。
今後も大いに期待する。




後輩たちと一緒に守備練習をする山崎まりさん

ティーバッティングする山崎まり選手

山崎まり(連続写真)




山崎まり(連続写真)

山崎まり(連続写真)

山崎まり(連続写真)

協力:札幌真駒内シニア球団



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ストライク発行人 大川

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コメント

かわさん より

まり おめでとう!
もっともっと頑張れ!
応援してるよ
遠い所から

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これから雨や雪が多くなる季節ですが敷地内に大きな屋内練習場がありますのでグラウンド練習と遜色なく、土の上で思いっきり練習が出来ます。また併設の全天候ブルペンもありポジションやグループに分けることで効率良く練習が出来ます。

現状、札幌真駒内リトルシニア球団には2年生19名 1年生19名の合計38名の選手が札幌市内各区から集まっています。

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