苫小牧選抜、全国涙の出場辞退

写真・2020苫小牧選抜提供
兵庫県淡路島で2月に予定されている第6回全日本選抜少年野球U12チャンピオン大会へ出場予定だった苫小牧選抜が出場辞退することが8日、関係者からの取材で分かった。
去る「2020EZO BATTLE」では驚異的な粘り勝ち上がり、絶対不利と思われていた決勝・札幌選抜戦では石川瑛二郎投手(沼ノ端スポーツ少年団・6年)の好投やバックで守る選手たちのミラクルな活躍も有り1-0で勝利し、2年連続優勝を勝ち取った。
全国では連覇の懸かる苫小牧選抜だっただけに悔しさが残る。
今回は特別に石川将一監督の出場辞退に至る経緯や選手たちへの思いを綴っていただいた。
また同大会へ北海道選抜に続き青森選抜、岡山選抜についても出場辞退を決めた。
<関連記事>
◇2020苫小牧選抜、18人決まる!<EZO BATTLE>

写真・2020苫小牧選抜提供

写真・2020苫小牧選抜提供

写真・2020苫小牧選抜提供

写真・2020苫小牧選抜提供
以下、苫小牧選抜・石川監督より
1月9日( 土) 新型コロナウイルス感染拡大により、 政府が発令した緊急事態宣言が11都府県となり、 北海道内においても道独自の感染防止 重点対策 期間 が 発令 さ れ まし た。
この事により道からの要請では緊急事態宣言エリア及びステージ3に相当 する地域での移動自粛要請が2月末日まで延長され 、更には 、胆振管内 か ら連日新型コロナ感染者が報告されている状況下も重なり、このような 状況から苦渋の決断ではありますが全国大会への参加を辞退する事と致しました 。
また、 今回の参加辞退に際し都市対抗学童野球 大会の主催者である北海道チャンピオンシップ協会 様、 全国大会 開催地で何とか大会を開催しようとご尽力されてい る淡路島 軟式野球連盟様には、当チームの大会不参加に際し多大なご迷惑をお掛けしたこと 、チーム監督として心より深くお 詫び申し上げます 。
大会に参加できず申し訳ございません。

写真・2020苫小牧選抜提供
これまで苫小牧選抜は全国大会2連覇を目標にこれまで活動を行って参り ました 。
本来であれば、前年度優勝チームとして優勝旗の返還、そして、全国2連覇に向けて熱戦を繰り広げ北海道大会を戦った全ての地域の代表チームの 思いを胸に淡路島で戦うことができず、指導者、選手、父母が辞退の決断 は 、チーム全員が一生忘れることができない悔しさとなったことに間違い ありません。
チーム指導者、選手、父母に対しては 、北海道大会史上初の2連覇を成し得たこのチームの最後の活動として、1月下旬に室内施設でチームとして最後の活動紅白戦を行いました。

写真・2020苫小牧選抜提供
選手はこれまで培った技術、気迫、そして、団結力を発揮するプレーが随所に見られ、選手達は全員がその時間淡路島でプレーしているかと思える時間となりました。
思い返せ ばこれまでの期間、他チーム同士の選手が集い、同じ目標に向かい、そして、 最強と云われた札幌選抜に決勝で勝利するまでに成長した子供たちの力とチームワークは 、今後の苫小牧選抜の歴史に永らく語り継がれるチームであると私は確信しております。
後の苫小牧選抜の歴史に永らく語り継がれるチームであると私は確信しております。
また、「驚異的なチーム力」どんな相手でもチーム力があれば必ず勝利することができる事を証明した選抜選手には、これまでの選抜チームでの経験と全国大会に出場権を得ながら出場できなかった悔しさを忘れず、、必ずや次のステージで全国の道を掴み取って欲しいと祈念します。
私たちは 今回のこの悔しさを絶対に忘れることなく、今後の次世代チームに 202 1 年 新チームに想いを託し、苫小牧 選抜として活動して参ります。
最後に 、全国大会 開催地 である淡路島大会の成功を祈念いたします。
解散式2012年3月下旬

写真・2020苫小牧選抜提供
協力:2020苫小牧選抜