札幌栄リトルシニア、全国大会初戦で惜敗
札幌栄リトルシニア、全国大会初戦で惜敗—東京都の町田リトルシニアに5-9で敗れる
埼玉県で開催されている第13回東日本選抜大会に、北海道代表として出場した札幌栄リトルシニアが8日、1回戦で東京都の町田リトルシニアと対戦し、惜しくも5-9で敗れました。
札幌栄リトルシニアは創部から7年目で初めての全国大会出場となり、期待と緊張の中で挑みました。
◆1回戦(8日、S&D昭島スタジアム)
札幌栄リトルシニア(北海道)5-9町田リトルシニア(東京都)
開始時間:10時46分
終了時間:12時53分
町田リトルシニア
2020320=9
0103001=5
札幌栄リトルシニア
(町)河原、金子、谷口、長久-西田、萩原
(栄)西田、江畑、佐川、黒須-及川
▽三塁打:多田、萩原、河原、西田、齋藤(町)、坂東(栄)
▽二塁打:西田(町)、粕谷、中山(栄)
初めての全国大会ということで、チームは関東特有の湿度の高さに驚いたことでしょう。
埼玉県さいたま市の8日の湿度は57%と、北海道の爽やかな気候から来た選手たちにとってはかなり厳しい条件でした。
気象の違いから体調不良を訴える選手が続出し、その影響もあって力を発揮しきれなかった部分もあったと思われます。
しかし、ベンチ入りした20人全員が出場する全国初戦という貴重な経験を積むことができました。
試合の詳細としては、札幌栄は1-4と3点を追う四回に先頭バッターである5番・粕谷琉(3年・東部ライオンズ出身)が、レフトオーバーの二塁打を放ち、次打者の四球で無死一、二塁のチャンスを作りました。
続いて7番・三浦湊(3年・墨谷三中出身)が、バンドを試みると敵の失策もあり、二走に続いて一走も生還し、2点を返しました。
この回、さらに1番・及川哲平(3年・北白石ワイルドナイン出身)が、センター前にタイムリーヒットを放ち、3点目を追加して4-4の同点としました。
しかし、試合は進み、七回には4-9と5点を追う展開となり、相手投手から4四死球を得て1点を挙げましたが、後続が倒れ、最終的には5-9で敗戦となりました。
試合後、豊富英貴監督は「4点差がつきましたが、力の差は感じなかった。暑さの中で体調不良を訴える選手も多かった中でよく頑張ってくれた。この経験を生かし、来週から始まるゼット旗に挑んでほしい」と述べ、3年生には「最後に大輪を咲かせてください」と激励の言葉を送りました。
札幌栄リトルシニアは10日に新座東リトルシニア(埼玉県)との交流戦を予定しており、11日には埼玉県戸田球場で行われる東京ヤクルト対横浜DeNAベイスターズのイースタンリーグ公式戦を観戦後、札幌に帰る予定です。
熱戦の後に見えた札幌栄リトルシニアの未来—全国初戦での戦いとその成果
埼玉県さいたま市で開催された第13回東日本選抜大会で、札幌栄リトルシニアが東京都の町田リトルシニアと対戦した1回戦は、まさに熱戦の連続でした。
初めての全国大会という舞台に挑む札幌栄リトルシニアは、強敵相手に5-9で惜しくも敗れましたが、その試合からは多くの感動的な要素が見受けられました。
試合開始から町田リトルシニアの勢いに押され、札幌栄は1-4と3点のビハインドを背負いました。
しかし、北海道からのどさん子たちは、その困難な状況にも屈せず、持ち前の粘り強さを発揮しました。
特に四回の攻撃では、粕谷琉のレフトオーバーの二塁打を皮切りに、三浦湊の犠打と敵失を利用して見事に2点を返しました。
その後も及川のタイムリーヒットで同点に追いつく姿は、札幌栄の応援席を大いに喜ばせたはずだ。
試合中、札幌栄の選手たちは関東の湿度と気温に苦しみながらも、全員が出場し、ひたむきにプレーを続けました。
特に気になるのは、体調不良を訴える選手が続出した中で、全員が一丸となって戦った姿勢です。
これまでの経験から来る、精神的な強さとチームの絆が際立っていました。
七回には再びリードを許し、最終的には4点差で敗れましたが、試合後の豊富英貴監督のコメントでは「4点差がつきましたが、力の差は感じなかった。暑さの中で体調不良を訴える選手も多かった中でよく頑張ってくれた。この経験を生かし、来週から始まるゼット旗に挑んでほしい」という言葉には、選手たちへの深い信頼と期待が込められていました。
札幌栄リトルシニアは、この全国大会で得た経験を次に生かし、さらなる成長を遂げることでしょう。
次回のゼット旗に向けて、今回の試合での教訓と仲間との絆を力に変え、さらなる飛躍を遂げる姿を楽しみにしています。
頑張れ、札幌栄リトルシニア!
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協力:札幌栄リトルシニア
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