奇跡の逆転劇!札幌オールブラックスが初の4強進出!<千葉市長杯>
奇跡の逆転劇!札幌オールブラックスが初の4強進出!
千葉県で開催中の第22回千葉市長杯争奪学童野球選手権大会において、北海道代表の札幌オールブラックスが鮮烈な活躍を見せています。
24日に行われた1回戦で、大宮選抜の大宮クラブに大勝した後、ダブルヘッダーとなる2回戦でもいわき選抜(福島県いわき市)に対して驚異的な逆転劇を演じ、7-6で勝利を収めました。
これにより、札幌オールブラックスは初出場で初の全国4強入りを果たし、その勢いを止める者はいません。
同チームは25日、優勝候補のオール江戸川と対戦する。
札幌オールブラックス、大宮クラブを破り見事な勝利!
エース生野将太選手の復帰戦での好投と強力打線が光る
札幌オールブラックスは1回戦で、大宮選抜の強豪・大宮クラブを相手に見事な勝利を収めました。
エースの生野将太投手(6年)は怪我からの復帰戦となりましたが、二回を2奪三振を奪う好投を見せました。
打線も活発で、二回には9番・上城明日架(6年)の三塁打と1番・奥山夕生(5年)のタイムリーヒットで得点を重ねました。
さらに機動力を駆使して、ランナーを溜めてノーヒットで1点を追加するなど、相手を圧倒する攻撃を展開しました。
三回には7番・山村悠翔(6年)のランニングホームランや8番・波岡莉希愛(6年)のヒットで加点を続け、大宮クラブに大差をつけての勝利となりました。
試合後、生野勇輝監督は「ZOZOマリンスタジアムで選手たちが普段通りの力を発揮してくれたことが、一番嬉しかった」とコメントし、選手たちの健闘を称えました。
◆1回戦(24日、ZOZOマリンスタジアム)
札幌オールブラックス(北海道)13-3大宮クラブ(埼玉県さいたま市)
大宮クラブ
012=3
148=13
札幌オールブラックス
(三回コールドゲーム)
(大)池田、原口(2回)、田中(2回)、松木(3回)、渡辺(3回)-中川
(札)生野、小野(3回)-山村
▽本塁打:甲斐(大)、山村、上城(札)
2回戦では、福島県いわき市のいわき選抜と対戦しました。
試合は立ち上がりから連打で失点を喫し、苦しい展開が続きましたが、2番手の上城投手、3番手の生野投手の好投により、その後の失点を最小限に抑えました。
打線も相手投手の好投により四回まで三塁を踏むことができず、ホームが遠い状況が続きました。
しかし、反撃の狼煙を上げたのは五回でした。
エラーで出塁した後、代打の上田唯大(6年)のレフト前ヒットでチャンスを拡大し、2番の今田善(5年)の三塁打で3点差に縮めました。
そして迎えた最終回、途中出場の伊藤由斗良(6年)が粘ってフォアボールで出塁。
その後、敵失でランナーを溜めて9番の上城明日架のタイムリーで2点差とし、さらにワイルドピッチで1点差まで迫りました。
そして、フォアボールで一死満塁としたところで、2番・今田善が左中間への二塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
試合後、生野勇輝監督は「いわき選抜は非常に強いチームと聞いていました。投手の球数制限があるため、試合前から後半に勝負をかける作戦を立てていました。その通りの展開に持ち込むことができたのは、選手たちの頑張りのおかげです」と、選手たちへの感謝の言葉を述べました。
札幌オールブラックスは、これで1回戦、2回戦と選抜チームを連続で撃破し、快進撃を続けています。
準決勝ではオール江戸川と対戦予定です。
最終日も単独チームでありながら、選抜チームを次々と破る姿に大きな期待が寄せられています。
◆2回戦(24日、青葉の森公園 野球場)
札幌オールブラックス(北海道)7-6いわき選抜(福島県いわき市)
いわき選抜
500010=6
000034=7
札幌オールブラックス
(い)鈴木、河合、鈴木、馬目、河合―玉木
(札)小野、上城、生野、伊藤―山村、今田
▽本塁打:
▽三塁打:今田(札)、鈴木、加藤、玉木(い)
▽二塁打:山村(札)、鈴木(い)
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協力:札幌オールブラックス
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