北海道選抜、日台会長杯に向け出発!国際舞台で総合力を試す挑戦

北海道選抜(リトルシニア)=(写真・チーム提供)
リトルシニア北海道選抜、日台会長杯に向け出発!国際舞台で総合力を試す挑戦
中学硬式野球のリトルシニア北海道選抜チームが、12月26日から台湾・嘉義市で開催される「日台会長杯争奪国際親善野球大会」(12月26日~1月2日)に向け25日、北海道を出発した。
台湾での大会は、1日2試合を5日間で計10試合を戦うという過密スケジュールだ。
藤橋和男監督は「非常にハードな大会ですが、総合力を鍛える場として挑戦します」と意気込みを語った。
また、「今年のチームには、自分たちで考え、選択し、挑戦する力を養ってほしい。ピンチの局面でも、チャンスの場面でも、正解を恐れずに自らの判断でプレーしてほしい」と選手たちへの期待を口にした。
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豊富な投手陣がチームの強み
今年の北海道選抜チームは、個性豊かな投手陣が揃い、その層の厚さが大きな武器となっている。
主力メンバーには、以下の投手が名を連ねている。
- 飯田陽仁(2年):札幌真駒内リトルシニア所属、里塚イーグルス出身
- 柴田悠吾(2年):北空知深川リトルシニア所属、深川一已バトルズ出身
- 山口颯大(2年):小樽リトルシニア所属、北小樽ビースト出身
- 林優弦(2年):洞爺湖リトルシニア所属、八雲ヤンガーズ出身
- 髙田優作(2年):千歳リトルシニア所属、春日ライオンズ出身
左右のバランスが取れた多彩な投手リレーが可能で、過密スケジュールの中でも安定した試合運びが期待されている。

飯田投手(札幌真駒内)
機動力と長打力で勝負する攻撃陣
攻撃陣も魅力的な布陣だ。長打力を誇るクリーンアップと俊足を活かした機動力が大きな武器である。
特に、出塁率の高い上位打線がチャンスメイクし、クリーンアップがそれを確実に返すスタイルが強みだ。
選手たちは試合ごとに積極的なプレーを見せ、勝利への執念を発揮すると期待されている。
国際大会を通じて成長と交流を
リトルシニア北海道選抜チームは、この国際大会を通じて技術向上を目指すと同時に、日本と台湾の野球交流を深めることを大切にしている。
厳しい日程が続く中、どのような戦績を残すのか。
選手たちが見せる果敢な挑戦に注目が集まる。
協力:一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会