たきうちプレス

夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip




リハビリに励む、阿知良選手(篠路中学校2年)




夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦

「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」

札幌市中央区南1西6にある「たきうち整形外科スポーツクリニック」。ここは、夢に向かって挑戦し続けるアスリートたちが足を運ぶ場所であり、再びフィールドに立つ希望を与える場所でもある。

今回紹介するのは、札幌市で中学軟式野球を通じて成長を続ける阿知良梓佑選手(篠路中学校野球部・中学2年)。

昨年9月、肩に今まで感じたことのない痛みを覚えた彼は、一度は札幌ファイターズ(札幌選抜)のセレクションを諦めかけた。

しかし、「投げない」という決断を下し、バッティングと走塁だけで挑戦する道を選んだ。

そして一次セレクションを突破。

二次セレクションでは悔しい結果となったものの、その経験は彼をさらに成長させた。

 

現在、阿知良選手はリハビリとフォーム改善を続けながら、目標とする130キロのストレートを目指している。

憧れの山本由伸投手のように、ストレートと変化球を自在に操る投手として、兄が在籍する札幌光星から声がかかる選手になることが今の大きな目標だ。

 

阿知良選手(篠路中学校2年)

 

〇阿知良 梓佑(あちら しゆう)

篠路中学校野球部-篠路ビッグファイヤーズ出身

右投げ、右打ち

180センチ、82キロ

 




 

「肩が抜けるような痛み」—突然の異変

それは昨年9月のチーム練習中の出来事だった。

キャッチボールの最中、阿知良選手は今まで経験したことのない痛みを肩に感じた。

「肩が抜けるような痛みだった」と彼は振り返る。

翌日には治るだろうとキャッチボールを試みたものの、同じ痛みが再び走る。

そこで、地元の整形外科を受診したが、「筋肉が伸びた痛み」と診断され、ストレッチでの回復を勧められた。

しかし、痛みは一向に引かず、不安を募らせていた。

 

札幌の専門クリニックへ—診断は「上腕骨近位骨端線離開」

そんな中、チームメートの母親から「たきうち整形外科スポーツクリニック」の存在を教えられた。

実際に通った選手がテーピングを巻いて試合に出場できたという話を聞き、阿知良選手はその日のうちに「たきうち整形外科スポーツクリニック」へ向かった。

診断結果は「上腕骨近位骨端線離開」。

無理な投球フォームが原因で、肩の成長軟骨部分が開いてしまっていた。

そこで阿知良選手は、大事な札幌ファイターズのセレクションを前に「投げない」という決断を下す。

 

セレクションへの挑戦—「投げなくても挑む」決意

札幌ファイターズは、毎年200人を超える中から選抜される精鋭チームだ。

彼はバッティングと走塁に集中し、一次セレクションを突破。

二次セレクションでは試合形式でのプレーが求められた。

痛みを抱えながらも、テーピングを施し、矯正した投球フォームで挑んだ。

しかし、結果は不合格。

阿知良選手は「自分なりには全力を尽くした」と振り返る。

だが、その経験は無駄にはならなかった。リハビリとともにフォーム改善に取り組み、現在では1ヶ月に1回の通院で経過を見守っている。

 

目指すは130キロのストレート—最後の中学野球シーズンへ

昨年の夏、ケガをする前には札幌ブレイブティーンズのレギュラー戦で先発し、短いイニングながら1失点に抑える好投を見せた。北海道選抜の選手相手にも配球を工夫し、ナイスピッチングを披露。

彼の持ち味はストレートと変化球のコンビネーション。

「ストレートの強さには少し自信がある」と語る彼が憧れるのは、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手。

メジャーで通用する彼のピッチングスタイルを目標にしている。

「中学最後の夏には130キロのストレートを投げられるようになりたい。そのために、リハビリと並行して筋力アップに取り組む」

「兄がいる札幌光星から声がかかるくらいの投手になりたい」

ケガと向き合いながらも夢を追い続ける阿知良梓佑選手。

その挑戦は、まだ終わらない。

 

<発行人>

試練を乗り越え、未来へ――阿知良梓佑の挑戦

恵まれた体格から投げ下ろすストレートは、未完の大器を感じさせる。札幌ブレイブティーンズの強力打線を相手に堂々と投げ抜く姿は、そのポテンシャルの高さを示している。

彼が野球を始めたのは小学1年生。

兄の背中を追いかけるようにバットを振り、ボールを投げた。そして今、肩のケガという試練に向き合いながら、さらに成長しようとしている。

困難に立ち向かう姿勢こそが、阿知良梓佑という選手の真価だ。

リハビリを重ね、磨き続けるフォームから生み出されるストレートは、近い将来、確かな武器となるだろう。

彼が目標とする130キロのストレートは、単なる数字ではなく、彼の努力の証である。

頑張れ、阿知良君!

 

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

「たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

 

【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)

第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時

第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時

第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時

第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時

第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時

第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時

第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時

第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時

 

♦問い合わせ♦

たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。

☆受付・診療時間☆

昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)

夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)

休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日

 

取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック




ストライク発行人 大川

関連記事

  • 関連記事がみつかりません

コメント

まだコメントはありません。

コメント入力

※コメントは管理者が認証してから反映されます。

札幌大谷中学校

おすすめ記事

ベースボール北海道STRIKE
このバナーをあなたのHPにご自由にお貼りください。リンク先は下記のアドレスに設定してください。
https://www.strike-web.com/
発行人の中学野球ブログ
ようこそ発行人のガーデニングブログへ
  • 札幌スタジアム
  • フェニックスフィールド
  • ファイターズアカデミー
  • 札幌軟式野球連盟
  • 全日本リトル野球協会 リトルシニア北海道連盟
  • 三愛自動車
  • 北海道高等学校野球連盟
  • JBF 日本中学生野球連盟
  • ボーイズリーグ 東日本ブロック北海道支部
  • 北海道女子軟式野球連盟
  • 北海道シャンピオンシップ少年野球協会
  • 北海道野球協議会
  • ポニーベースボール北海道連盟
  • 札幌市中学校野球協議会
  • 西宮の沢バッティングパーク ピッチャーガエシ
  • 白石区少年野球連盟
  • 北海道中学軟式野球連盟
  • ノースジャンボバッティングスタジアム
  • 大成会
  • 広告募集
等身大の全力プレー!がんばれ少年野球
有限会社札幌土質試験
代表取締役 近藤政弘
札幌市白石区菊水7条4丁目1番27号
TEL:011-812-6871
伸びしろいっぱい!少年野球がんばれ!
有限会社北杜土質
代表取締役 鈴木幸洋
札幌市白石区菊水7条4丁目2-24
TEL:011-815-6008
一生懸命の野球少年、応援します!
株式会社たかはし
代表取締役 高橋武美
〒062-0052
札幌市豊平区月寒東2条11丁目6-6
電話:(011)858-5301
学童軟式野球クラブチーム
⚾ 空知ファイヤーズ学童部 新規団員募集中!⚾ ~打撃重視の環境で、仲間と共に成長しよう!~
空知ファイヤーズ学童部

空知ファイヤーズ学童は2024年に北空知の奈井江支部に登録。

代表  浦野和由(北海道チャンピオンシップ協会代表)

練習場所は奈井江本町公園 滝川東小学校
冬季は歌志内チロル。

練習日は火曜水曜金曜

土日は練習試合。

火曜は打撃 水曜も打撃、金曜は自主練(打撃)となります

初年度より3台のマシンを購入。年長から6年生まで打てるマシンがあります。

2025年春にはナイター照明5台導入し、20時まで練習可です。

空知ファイヤーズは、打撃を重視したチームです。

現在23名の部員が在籍してます⚾️


⚪チームテーマ

⚪素直 ⚪謙虚 ⚪感謝

応援してくださる全ての方に感謝の気持ちを忘れず、最後まで全力プレーする事
どんな場面でも自分たちの力を出し切る事に集中してプレーする選手の育成を目標です。

お父さんお母さんへ

父母会は作りません。父母当番はありません。
練習の途中参加OK 途中帰宅もOK。

代表メッセージ

新しい仲間を募集しています、野球はただのスポーツではありません。
仲間と共に汗を流し、喜びや悔しさを分かち合うことで、一生忘れられない思い出を作る事ができます。また技術だけではなく、協調生やリーダーシップといった人間的な成長も得られる場です。
全道各地の交流をメインとした活動の中から今まで見たことのない景色を見て視野を広げてもらいたいます。
子供の可能性は無限大です。
その1歩目に空知ファイヤーズは1番身近なチームです。

身近な1歩は、大きな1歩となり学童球児の成長になることを約束します。
⚪低学年から野球をしたい方

⚪他のスポーツから野球に挑戦したい方

⚪チーム移籍を考えている方

⚪親子で、同じ夢を見たい方

空知ファイヤーズは地域を問わず選手を募集してます。

興味のある方は
事務局 片山竜登
連絡先 090−6878−2028
中学硬式野球クラブチーム
【PR】体験会のご案内<札幌円山リトルシニア球団>
新入団員募集中!
札幌円山リトルシニアでは、硬式野球に興味をお持ちの小学6年生のみなさんを対象に入団体験会を開催いたします。
当団では、自分を更に高めたい方も、自信はないけどチャレンジしてみたい方も大歓迎!お気軽に体験してください!

11月3日(日)
9時30分~12時00分
13時00分~15時00分
上記の時間内にてご相談ください

特別体験会
元ダイエーホークスの西島 貴之氏を特別コーチに迎えてのバッティング練習を
行います!
11月10日(日)  9時00分~12時00分
同日午後からは、通常体験会となります

13時00分~15時00分

場所 : 石狩ホクレングラウンド(当球団専用球場)
石狩市新港西2丁目783
        
雨天時→室内練習場  札幌市北区太平6条1丁目2-1 
※北海道マイホームセンター北会場隣接
持ち物: グローブ(軟式用可)、運動靴、水筒、ユニフォームか練習着、または運動できる服装
午前・午後通してのご参加は昼食を持参ください

内容: キャッチボールや希望のポジションでの守備練習、バッティング練習に楽しく参加できます

体験希望の方はお手数ですが下記まで御連絡の上お越しください
【お問い合わせ先】 
円山リトルシニア球団 事務局   木川 080-3294-1340
(平日は18:00以降にお願いします。番号非通知はご遠慮下さい)
中学硬式野球クラブチーム
【PR】2024年度 体験練習のご案内<札幌手稲ボーイズ>
新入団員募集中。 練習体験も随時大歓迎です!
新入団員募集中。 練習体験も随時大歓迎です!
2024年度 体験練習のご案内

【日時】10月・26日(土)・27日(日)11月・2日(土)・3日(日)・4日(月)いずれも9:00〜12:00 13:00〜16:00

【会場】札幌手稲ボーイズ専用球場(Googleで検索下さい)
※雨天の場合は、専用室内練習場にて行います。
上記以外も受け付けております。また、午前午後両方の参加も可能です。
お気軽にご相談ください。


----------------------------------

運動能力や体力の向上、基礎技術の習得などを主体としたメニューを積み上げて『全国大会』『中学硬式野球北海道No. 1チーム』という目標に向かって『ONE TEAM』でレベルアップを目指します。
(チーム専用グラウンド・チーム専用室内練習場あり)

----------------------------------

当球団は、2020年秋に新監督が就任して新体制の下5年目に突入しました。
34才の監督のもと、30代のコーチなど若いスタッフ陣を中心に全力で選手達をサポート。
医療法人社団 履信会 のサポートを受けており、月に数回 履信会所属の理学療法士4.5名が選手達の可動域の計測や怪我防止のレクチャーなどをしていただいており、専門知識の元、怪我防止やリハビリなどに取り組んでおります。

また、マラソン競技で世界大会に出場経験のある
遠藤 靖士さんが定期的に子供達へ走り方講座を開いていただいています。
子供達本人が驚くほど速くなりました。
その他走り方を通しての怪我防止や食事の面のアドバイスなどもいただいています。

----------------------------------

【監督メッセージ】ONE TEAM〜one for all・all for one〜「一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に戦おう!」チームとして、個人として目標を持って取り組む事で中学野球だけではなく高校野球やその先を見据えた「考える力」を身につけながら技術面・精神面・体力面の成長を目指します。

時には、厳しさや悔しさを感じる事もあるかもしれません。

でもそれ以上に・チャレンジして失敗する勇気・仲間と共に戦う喜びと楽しさ・感謝・謙虚の気持ち『ありがとうとおかげさま』何よりも「野球が好き」という気持ちも大切に育んでいきたいと思っています。

雰囲気が良く、アットホームなチームです。まずは「札幌手稲ボーイズ」で中学硬式野球の雰囲気だけでも感じてみませんか?

ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。

----------------------------------

※現在ボーイズリーグ北海道支部では 大会に応じて同一チームから 複数のエントリーが可能です。

チーム内での切磋琢磨はもちろんのこと下級生でも公式戦の経験を積んでいけるので総合的に野球力を高めていくことができます。

さらに、「全国大会」へ上位4チームが出場できるので全国の舞台を経験する事も夢ではありません!

※今年は7月に宮城県仙台市で開催の『東北大会』へ出場しました。

昨年は埼玉県・群馬県で開催の『関東大会』出場しています。
一緒に『全国大会出場』『中学硬式野球北海道 No.1チーム』を目標に頑張りましょう!

----------------------------------

【2024年度の主な戦績】○第11回 日本少年野球 北海道選手権大会 第4位○第22回 日本少年野球 東北大会 出場

○第3回 日本少年野球 北海道大会 準優勝
※北海道支部主催 全国大会

【長野県支部・神奈川県支部・山梨県支部・東京都西支部・北海道支部】
※今シーズンは 4つのトーナメント大会に 〈A〉〈B〉の2チームで出場し 1人でも多く試合に出場し経験を積んでいます。
 最上学年の子は全員出場します。

----------------------------------

●練習日
:土・日・祝   平日:火・金

●練習場所札幌手稲ボーイズ専用室内練習場/Googleで検索下さい札幌手稲ボーイズ専用球場/Googleで検索下さい

●時間 ※随時練習体験受付中です土・日・祝・午前の部 9:00~12:00 ・午後の部 13:00~16:00平日/火・金 ※室内練習場・18:30~21:00※ご都合の良い日時をお知らせください。 土・日・祝は終日希望もOKです。
 
複数名での参加もOKです。 

参加多数の場合 ご希望に添えない場合があることをご了承ください。

●持ち物現在ご使用のグローブ・スパイクまたはトレシュー等・飲み物・服装はユニフォーム

・練習着等問いません。動きやすい服装にていらしてください。
※室内練習場は換気を行いながらの活動なので、グラコン・ネックウォーマー・手袋など防寒対策もお願いします。

●連絡先監督:越中(えっちゅう)080-3239-1915
球団代表:桑原(くわばら)090-2051-8291

フェイスブック&インスタで日々の活動を配信中!

<facebook>@sapporo.teineboys
<Instagram>@sapporo.teine_boys
※青文字またはアンダーライン部分をタップして頂くと各ページが開きます。

グローブ
ボール