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夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」

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リハビリに励む、阿知良選手(篠路中学校2年)




夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦

「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」

札幌市中央区南1西6にある「たきうち整形外科スポーツクリニック」。ここは、夢に向かって挑戦し続けるアスリートたちが足を運ぶ場所であり、再びフィールドに立つ希望を与える場所でもある。

今回紹介するのは、札幌市で中学軟式野球を通じて成長を続ける阿知良梓佑選手(篠路中学校野球部・中学2年)。

昨年9月、肩に今まで感じたことのない痛みを覚えた彼は、一度は札幌ファイターズ(札幌選抜)のセレクションを諦めかけた。

しかし、「投げない」という決断を下し、バッティングと走塁だけで挑戦する道を選んだ。

そして一次セレクションを突破。

二次セレクションでは悔しい結果となったものの、その経験は彼をさらに成長させた。

 

現在、阿知良選手はリハビリとフォーム改善を続けながら、目標とする130キロのストレートを目指している。

憧れの山本由伸投手のように、ストレートと変化球を自在に操る投手として、兄が在籍する札幌光星から声がかかる選手になることが今の大きな目標だ。

 

阿知良選手(篠路中学校2年)

 

〇阿知良 梓佑(あちら しゆう)

篠路中学校野球部-篠路ビッグファイヤーズ出身

右投げ、右打ち

180センチ、82キロ

 




 

「肩が抜けるような痛み」—突然の異変

それは昨年9月のチーム練習中の出来事だった。

キャッチボールの最中、阿知良選手は今まで経験したことのない痛みを肩に感じた。

「肩が抜けるような痛みだった」と彼は振り返る。

翌日には治るだろうとキャッチボールを試みたものの、同じ痛みが再び走る。

そこで、地元の整形外科を受診したが、「筋肉が伸びた痛み」と診断され、ストレッチでの回復を勧められた。

しかし、痛みは一向に引かず、不安を募らせていた。

 

札幌の専門クリニックへ—診断は「上腕骨近位骨端線離開」

そんな中、チームメートの母親から「たきうち整形外科スポーツクリニック」の存在を教えられた。

実際に通った選手がテーピングを巻いて試合に出場できたという話を聞き、阿知良選手はその日のうちに「たきうち整形外科スポーツクリニック」へ向かった。

診断結果は「上腕骨近位骨端線離開」。

無理な投球フォームが原因で、肩の成長軟骨部分が開いてしまっていた。

そこで阿知良選手は、大事な札幌ファイターズのセレクションを前に「投げない」という決断を下す。

 

セレクションへの挑戦—「投げなくても挑む」決意

札幌ファイターズは、毎年200人を超える中から選抜される精鋭チームだ。

彼はバッティングと走塁に集中し、一次セレクションを突破。

二次セレクションでは試合形式でのプレーが求められた。

痛みを抱えながらも、テーピングを施し、矯正した投球フォームで挑んだ。

しかし、結果は不合格。

阿知良選手は「自分なりには全力を尽くした」と振り返る。

だが、その経験は無駄にはならなかった。リハビリとともにフォーム改善に取り組み、現在では1ヶ月に1回の通院で経過を見守っている。

 

目指すは130キロのストレート—最後の中学野球シーズンへ

昨年の夏、ケガをする前には札幌ブレイブティーンズのレギュラー戦で先発し、短いイニングながら1失点に抑える好投を見せた。北海道選抜の選手相手にも配球を工夫し、ナイスピッチングを披露。

彼の持ち味はストレートと変化球のコンビネーション。

「ストレートの強さには少し自信がある」と語る彼が憧れるのは、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手。

メジャーで通用する彼のピッチングスタイルを目標にしている。

「中学最後の夏には130キロのストレートを投げられるようになりたい。そのために、リハビリと並行して筋力アップに取り組む」

「兄がいる札幌光星から声がかかるくらいの投手になりたい」

ケガと向き合いながらも夢を追い続ける阿知良梓佑選手。

その挑戦は、まだ終わらない。

 

<発行人>

試練を乗り越え、未来へ――阿知良梓佑の挑戦

恵まれた体格から投げ下ろすストレートは、未完の大器を感じさせる。札幌ブレイブティーンズの強力打線を相手に堂々と投げ抜く姿は、そのポテンシャルの高さを示している。

彼が野球を始めたのは小学1年生。

兄の背中を追いかけるようにバットを振り、ボールを投げた。そして今、肩のケガという試練に向き合いながら、さらに成長しようとしている。

困難に立ち向かう姿勢こそが、阿知良梓佑という選手の真価だ。

リハビリを重ね、磨き続けるフォームから生み出されるストレートは、近い将来、確かな武器となるだろう。

彼が目標とする130キロのストレートは、単なる数字ではなく、彼の努力の証である。

頑張れ、阿知良君!

 

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

「たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

 

【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)

第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時

第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時

第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時

第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時

第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時

第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時

第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時

第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時

 

♦問い合わせ♦

たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。

☆受付・診療時間☆

昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)

夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)

休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日

 

取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック




ストライク発行人 大川

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A、リトルリーグのグランドサイズについて
①内野:一辺18.29mの正方形
②外野フェンスまでの距離:60.95m以上
③バッターボックス:縦1.82m、横0,91mの長方形
④投手板前縁から本塁後部先端までの距離:14,02m

B、試合球について
①プロ野球と同じボールを使用
②重さ:141.7g~148.8gで、周囲が22.9cm~23.5cm

C、バットについて
①木製でも金属製でも構わない
②長さ:83.8cm以下
③直径:5.7cm以下
④金属バットで:2018年よりバット本体にUSAが明記されていること

D、ヘルメットについて
①両耳付きの物を1チームで最低7個必要(顎紐については、「付いている物が望ましい」顎ガードについては、「任意で良い」)
②打者、次打者、前走者及びコーチはヘルメットを着用すること(コーチについて「着用が望ましい」)
E、スパイクについて
①ゴム製のみ使用可(金属製は使用不可)、また選手は同一のスパイクをチームで統一すること
F、プロテクターについて
①キヤッチャー(捕手):金属、ファイバー、プラスチック製のいずれかのカップサポーターと襟付きの長い胸当て・のど当て・脛当て・キャッチャー用ヘルメットを必ず着用すること

G、ミット(グラブ)について
①捕手は捕手用ミット(一塁手用ミットまたは野手用グラブとは違う)を使用しなければならない。
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②一塁手は縦(先端から末端まで)が30.5cm以下、横(親指のまたからグラブの外線まで)が20.3cm以下のグラブまたはミットが使える。
重さの制限は無い。
③一塁手と捕手以外の各野手は、縦が30.5cm以下、横(親指からグラブの外線まで)が19.4cm以下のグラブを使用できる。
重さの制限は無い。
④投手はミットの縦目、紐、網を含めた全体が、一色でなければならない。(白色または灰色は不可)

H、投球制限について(リトルリーグ年齢にて)
①11-12歳:1日最大85球
②9-10歳:1日最大75球
③選手が1日に66球以上の投球をした場合、4日間の休息が必要。
④選手が1日に51~65球の投球をした場合、3日間の休息が必要。
⑤選手が1日に36~50球の投球をした場合、2日間の休息が必要。
⑥選手が1日に21~35球の投球をした場合、1日間の休息が必要。
⑦選手が1日に1=20球以下の投球をした場合、休息日は必要ない。

I、選手登録について
①全日本選手権の選手登録は、9名以上14名までの登録
※14名出場ルール(先発出場選手は、1回に限り再出場可能等)
②その他大会での選手登録は、9名以上20名までの登録 
※通常の野球ルール(再出場は無い)

J、その他について
①リトルリーグでは、投手が投球した球が打者にとどく前や、打者が打球を打つ前に走者は塁を離れてはいけないことになってます。これに違反し塁から早く離れて得点しても、その得点は認められませんし、走者はアウトになりませんが、元の塁に戻らなければなりません。
②試合で41球以上の投球をした投手は、その日は捕手を務めてはならない。
※北海道連盟特別ルールでは、
その日をその試合に置き換えて試合を行っております。
土・日で試合を行うため。
③試合で3イニング捕手を務めた選手は、その日投手に付くことは出来ない。
※北海道特別ルールでは、
そう日をその試合に置き換える。
④一日の試合数は、各チーム2試合まで
⑤臨時代走ルール適用(北海道連盟では、適用していない)
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※ 1,全国各地区の連盟により、特別ルールを適用している連盟がありますので、所属連盟のルールをご確認下さい。
2,不明な点がございましたら、HP・広報か吉岡までご連絡下さい。


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冬季体育館(新琴似西小学校)

土曜日 12:00~15:30

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