JBC札幌、惜しくも敗れるも輝きを放つ

JBC札幌ナイン=(写真・チーム提供)
JBC札幌、惜しくも敗れるも輝きを放つ
アルパインプレゼンツ 第3回 宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会
埼玉県で開催された「アルパインプレゼンツ 第3回 宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会」で、北海道代表のJBC札幌が熱戦を繰り広げた。
初戦で石川ウシックガールズを7-0で圧倒し勝利を収めたが、続く2回戦で岐阜エンジェルス(岐阜県)に2-4で惜しくも敗れた。
チームは11日に予定されている交流戦を経て、12日に帰道する予定だ。
◆2回戦(10日、田ヶ谷サン・スポーツランド野球場)
JBC札幌(北海道)2-4岐阜エンジェルス(岐阜県)
JBC札幌
0100010=2
200020x=4
岐阜エンジェルス
(札)佐藤、石川め-今内
(岐)後藤、馬場、栗山-渡邉
▽二塁打:片桐、今内(札)

JBC札幌ナイン=(写真・チーム提供)

佐藤投手(JBC札幌)=(写真・チーム提供)
試合後、JBC札幌の渋谷貴監督は「選手たちは非常によく頑張った。2-4での敗戦はあったが、中盤以降はベンチと攻撃面での押しが効いていた。こうした試合もできるという自信を持てたと思う」とコメント。
3年生がわずか3人という少人数の中で見事な戦いぶりを見せた選手たちに胸を張った。
選手たちは最後まで諦めず、一生懸命に戦い抜いた。
先発の左腕・佐藤遥(2年)がゲームをしっかりと作り、ケガで悔しい思いをした石川芽依(3年)に繋いだ。
守備では必死に食らいつき、走者はアグレッシブに次の塁を狙う姿勢を見せた。
渋谷監督は「あと一歩で勝ち切れるところだったが、3年生が3人しかいない中で本当に良くやってくれた。ミーティングでも自分の意見をしっかりと発言し、最後まで優勝を目指す姿を見せてくれた」と選手たちの努力を高く評価した。
後輩たちに来年へ繋がるチーム作りをしてくれた3年生たち。
ここでグラブとバットを置く者、そして高校でも野球を続ける者が岐路に立っているが、ここで学んだことが今後の人生に大きな意味を持つでしょう。
3年生のスピリッツを継承する2年生以下-。
2年生以下のメンバーは19人。
2年生が11人、1年生が8人という構成。
新チームは、これらのメンバーが共に力を合わせ新たな山に登る。
渋谷監督は「来年は全中女子を狙いたい。全力で目指していきたい」と次世代への期待を込めたメッセージも送った。

佐藤投手(JBC札幌)=(写真・チーム提供)
<発行人>
3年生のこれまでの努力と情熱が、チームの礎を築き上げました。
少人数の中で見せたその強い意志とひたむきなプレーは、後輩たちにとって大きな模範となり、JBC札幌の大きな財産となりました。
困難な状況にもかかわらず、最後まで全力で戦い抜き、その姿勢がチーム全体に力を与えました。
その努力とスピリッツは、これからもチームの精神的支柱として深く根付いていくことでしょう。
高校での新たな挑戦や人生の新しいステージにおいても、ここで学んだこと、体験したことがきっと役立ちます。
これからの道のりがどれほど険しくとも、あなたたちが示した勇気と努力を思い出し、前向きに進んでください。
JBC札幌での経験は、あなたたちの一生の宝物です。
心からの感謝と敬意を込めて、未来の成功を願っています。

佐藤投手(JBC札幌)=(写真・チーム提供)
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協力:JBC札幌
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