札幌オールブラックス、強豪破り堂々の準優勝!千葉市長杯争奪学童野球選手権大会で輝く
札幌オールブラックス、強豪破り堂々の準優勝!
千葉市長杯争奪学童野球選手権大会で輝く
第22回千葉市長杯争奪学童野球選手権大会
千葉県千葉市で行われた第22回千葉市長杯争奪学童野球選手権大会は25日、準決勝・決勝の3試合が行われ、札幌オールブラックス(北海道)が準決勝で強豪のオール江戸川(東京都)を9-4で破り、決勝進出を果たしました。
決勝では千葉選抜の千葉ドリームス(千葉県)と対戦しましたが、惜しくも4-11で敗れました。
しかし、選抜チームを相手に堂々の準優勝という素晴らしい活躍を見せました。
3位には北発寒ファイヤーズとオール江戸川が入りました。
表彰選手には、優秀選手賞に生野将太(6年・札幌オールブラックス)が選ばれ、敢闘賞には準決勝で決勝点となる満塁ランニングホームランを放った上城明日架(6年・札幌オールブラックス)が選ばれました。
◆決 勝(25日、ZOZOマリンスタジアム)
札幌オールブラックス(北海道)4-11千葉ドリームス(千葉県)
千葉ドリームス
053030=11
002020=4
札幌オールブラックス
(千)上村-大住
(札)上城、小野、伊藤、生野、伊藤-山村、今田
◆準決勝(25日、ZOZOマリンスタジアム)
札幌オールブラックス(北海道)9-4オール江戸川(東京都)
札幌オールブラックス
00207=9
30001=4
オール江戸川
(札)生野、上城-山村
(江)穂積、木竜-新居
劇的逆転劇で決勝進出!
強豪オール江戸川を破り準優勝を果たす
第22回千葉市長杯争奪学童野球選手権大会の準決勝で、札幌オールブラックス(北海道)は過去2度の優勝経験を持つ強豪オール江戸川(東京都)と対戦した。
先発の生野将太(6年)は立ち上がり、味方のエラーと連打で失点するも、その後は強力なオール江戸川打線を二回から四回まで無失点に抑え、粘り強い投球を見せた。
反撃の狼煙を上げたのは三回表。
先頭の8番・波岡莉希愛(6年)が死球で出塁しその後、敵失と押し出しで2点を返し、試合の流れを引き寄せた。
試合開始から1時間30分が経過したため、五回表が最後の攻撃となるが二死、一塁の場面で、この日スタメンから外れていた真鍋颯佑(6年)が代打で登場。
この代打策が見事に的中し、真鍋はベンチの期待に応えライト前ヒットでチャンスを広げた。
続く7番・山村悠翔(6年)がショート強襲のタイムリーヒットを放ち、同点に追いつくと、死球を挟んで二死満塁の絶好機が訪れた。
ここで9番・上城明日架(6年)が、値千金の右中間への満塁ランニングホームランを放ち、試合を決定づける一挙5点を追加。
札幌オールブラックスはこのリードを守り切り、9-4で強豪オール江戸川を退け、決勝進出を果たした。
決勝の相手は2連覇中で3連覇を目指す千葉選抜の千葉ドリームス(千葉県)。
札幌オールブラックスにとって二日間での4試合目となる過酷なスケジュールの中、5年生の今田善がランニングホームランを2本放つなど、全力で戦ったものの、11-4で力尽き、惜しくも準優勝に終わった。
▽生野勇輝監督の話
「ZOZOマリンスタジアムで3試合をさせていただいたのは、選手にとって貴重な経験でした。チャンピオンシップ協会の浦野会長をはじめ、千葉市少年野球協会の役員の皆様には、帰りの飛行機の時間を気遣っていただき、閉会式後のお見送りなど、二日間本当にありがとうございました。こんなにも素晴らしい大会に参加させていただいたことに感謝申し上げます。また、陰でチームを支えていただいた名鉄観光の畑様にも感謝申し上げます」と感謝の言葉を綴った。
6年生に向けて、「春先にはなかなか結果が出ませんでしたが、日々の練習の成果が7月下旬のC-1トーナメントで初優勝という形で現れました。この大会でも逆転勝利を2試合も果たし、その粘り強さを見せました。この力を残りの大会でも発揮し、後輩たちに良い影響を与えてください」とエールを送った。
5年生に対しても、「全国ベスト4、全国準優勝という結果を経験し、来年こそ全国優勝を目指してこの経験を活かしてほしい」と期待を寄せた。
札幌オールブラックスの選手たちは、これからもチーム一丸となって、さらなる成長を目指していく。
<発行人>
全国大会で見せた驚異の粘り強さ
札幌オールブラックスが千葉市長杯争奪学童野球選手権大会で魅せた奇跡的な活躍は、見る者を驚かせました。
全4試合のうち3試合は地域の選抜チームとの対戦でしたが、絶対不利とささやかれる中、選手たちは強い精神力でベンチの期待に応え、最後まで諦めない粘り強さを見せつけました。
ベンチも全国の舞台で次々と起こる予期せぬ事態に対して、これまでの経験と知識を駆使して勝ち筋を見出し、強敵を次々と打ち破りました。
その姿勢と戦略は、まさにあっぱれと言えるものでした。
チーム全体が一丸となり、逆境を跳ね返して勝利を掴む姿は、多くの学童野球関係者に感動と勇気を与えました。
札幌オールブラックスは、全国大会という大舞台でその名を刻み、今後のさらなる活躍が期待されます。
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協力:札幌オールブラックス
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