東16丁目フリッパーズ、8-1で圧倒的勝利! 準決勝へ駒を進める
東16丁目フリッパーズ、8-1で圧倒的勝利!
第1回ストライク杯少年軟式野球大会準決勝へ駒を進める
札幌市東区の東雁来少年野球場で8日、注目の第1回ストライク杯少年軟式野球大会が開幕した。
第3試合では、東16丁目フリッパーズ(札幌)と、北空知を代表する深川ヤングスターズが対戦。
試合は二回からフリッパーズが優位に立ち、終わってみれば8-1の四回コールドゲームで圧勝した。
フリッパーズの笹谷武志監督は「試合のポイントとなった一回と四回のピンチをしっかりと抑えたことが、勝利につながった」とコメントした。
ともに全国大会経験を持つ強豪が対戦した。
第1回ストライク杯少年軟式野球大会
会期:2024年9月8日、15日
会場:東雁来少年野球場
主催:ストライク企画
協賛:大成会・新琴似校
協力:札幌オールブラックス
◆1回戦(8日、東雁来少年野球場)
東16丁目フリッパーズ(札幌)8−1深川ヤングスターズ(北空知)
試合開始時間:13時11分
深川ヤングスターズ
0001=1
0215=8
東16丁目フリッパーズ
(四回コールドゲーム)
(深)広瀬、杉田―杉田、近藤
(東)小薗井―徳田
▽二塁打:杉田、広瀬(深)、徳田、山田、丹場(東)
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東16丁目フリッパーズ、準決勝進出!深川ヤングスターズを8-1で圧倒
第1回ストライク杯少年軟式野球大会第3試合では、札幌代表の東16丁目フリッパーズが北空知地区の強豪・深川ヤングスターズを8-1で破り、準決勝進出を決めた。
東16丁目フリッパーズは序盤から試合を支配し、四回コールドゲームでの勝利を収めた。
初回のピンチを乗り越え主導権を握る
試合は初回、フリッパーズが無死二塁のピンチを迎えたが、バッテリーと守備陣の冷静な対応で無失点に抑えた。
その後、二回には2点を先制し、三回に追加点、さらに四回には一挙に5点を奪う攻撃を見せた。
これにより、試合の流れを完全に掌握。
終始優位に試合を進めたフリッパーズは8-1で快勝し、四回コールドゲームでの勝利を収めた。
笹谷監督の戦術と相手投手への評価
試合後、笹谷監督は「初回のピンチを乗り越えたことで試合の流れが変わった。四回にもチャンスをしっかりとものにできた」と振り返った。
また、深川ヤングスターズの投手・広瀬丞映(6年)についても「力のある素晴らしい投手だった。彼がマウンドに立つと非常に大きく見え、迫力があった」と敬意を表しつつも、フリッパーズは小技や機動力を駆使して相手守備を崩し、効果的な得点を重ねた。
新加入のエース小薗井翔叶が大活躍
守備面では、6年生投手の小薗井翔叶が安定感のある抜群のピッチングで深川ヤングスターズの強力打線を封じ込めた。
小薗井は今年1月に埼玉県から転居し、東16丁目フリッパーズに加入した選手であり、笹谷監督も「彼のコントロールと球の切れ味は抜群。彼がもう少し早く入団していれば、夏の結果も変わっていたかもしれない」と高く評価している。
原利偉太の成長がチームの武器に
打撃面では、6番打者として起用された原 利偉太(6年)が注目を集めた。
昨年の秋から伸び悩んでいたものの、最近は目覚ましい成長を遂げ、下位打線の中心としてチームに貢献。
バントなどの小技だけでなく、打撃でも結果を残す存在となっている。
5年生の活躍も光る
さらに、5年生の徳田隆之介、丹場泰生、西山宗汰郎の3人もレギュラーとして活躍。
彼らの成長は、新チームにとっても大きな力となるだろう。
今大会での経験は、今後の彼らの飛躍に繋がるはずだ。
次戦は札幌強豪・星置レッドソックスと準決勝で対戦
次の準決勝では、東16丁目フリッパーズは札幌の強豪・星置レッドソックスと対戦する予定。
笹谷監督は、「粘り強いチーム。いろいろ仕掛けてくるので、逆にどっしり構えて淡々とゲームを運び、六回の中でチャンスを作れたら大きな山を作りたい」と述べ、冷静さを保ちながら自チームの強みを発揮するタイミングを見極めていた。
試合は15日に行われ、注目の対決となる。
深川ヤングスターズ、惜敗も未来は明るい
無死満塁の好機を逃すも、新人の成長に期待
深川ヤングスターズは東16丁目フリッパーズとの対戦で、初回と四回に絶好の得点機を作り出したものの、なかなか得点を重ねることはできなかった。
試合後、広田隼斗監督は「結果だけを見ればもっとできることがあったと思う」と振り返ったが、その言葉の裏には、次世代の選手たちの成長に対する大きな期待が込められていた。
特に四回の無死満塁、さらに二死満塁という絶好のチャンスでの挑戦は、結果として不本意だったが、監督の狙いは選手たちの精神的な成長にあった。
廣田監督は「5年生が6年生の強敵相手にどれだけ通用するかを試したかった。フリッパーズのような強豪と戦うことで、選手たちはより大きく成長できる」と、試合の意図を説明した。
フリッパーズから多くを学ぶ姿勢を強調
「東16丁目フリッパーズは、すべてのプレーに対して細かい部分までこだわっている。それが強さの理由だ」と語った廣田監督は、特にバント技術の違いに注目。
「ライン際への意識が非常に高く、我々も同じように練習しているが、まだそのレベルには達していない」と、相手の強さから貪欲に学ぼうとする姿勢を見せた。
広田監督はまた、選手たちに「今後はフリッパーズのように、一つ一つのプレーにこだわりを持ち、しっかりと考えながらプレーしてほしい」と、さらなる成長を促した。
敗戦にもかかわらず、この試合で得た経験は選手たちにとって貴重な財産となり、今後の試合に必ず生かされるだろう。
先発・広瀬の奮闘と6年生の活躍
試合では先発した広瀬丞映(6年)が立ち上がりからフリッパーズ打線を抑える投球を見せ、初回をしのぎ切った。
守備のミスもありながらも粘り強く投げた広瀬に対して、廣田監督は「序盤踏ん張ってくれた」と称えた。
また、途中から登板した杉田怜(6年)も自らのピッチングを披露し、存在感を見せた。
残り2大会に向けての期待
6年生にとっては、残り大会は旭川で開催される孝照杯とキングオブキングスの2大会のみとなった。
廣田監督は「これまで学んだことを思い出し、自ら考え、チームメイトと確認し合いながらプレーしてほしい」と、次のステージに向けた期待を寄せた。
また、5年生以下に対しては「この試合を通じて、なぜ東16丁目フリッパーズが強いのかを学んでほしい。細かい技術や戦術にこだわりを持ち、考え抜かないと追いつくことは難しい」と、さらなる成長を促すメッセージを残した。
深川ヤングスターズの未来は、今後の挑戦を通じてさらに輝きを増していくだろう。
<発行人>
東16丁目フリッパーズ、強敵を圧倒!
深川ヤングスターズを8-1で下し、実力の違いを見せつける
全国ベスト8の経験を活かした戦い、東16丁目フリッパーズが堂々の勝利
全国大会「高野山旗全国学童軟式野球大会」で全国ベスト8入りの栄誉を持つ東16丁目フリッパーズが、勢いに乗る深川ヤングスターズを8-1のスコアで圧倒。
笹谷武志監督の卓越した戦術と、選手たちの的確なプレーが勝利を導き、盤石の試合展開となりました。
フリッパーズは二回から着実にリードを広げ、深川ヤングスターズに得点圏に走者を許すも最後の反撃の隙を与えませんでした。
深川ヤングスターズ、若き広田隼斗監督のもと奮闘するも、東16丁目の壁は厚かった
鳥取県で行われた「全国スポーツ少年団軟式野球交流大会」で準優勝を果たした深川ヤングスターズは、若き指揮官・広田隼斗監督のもと、勢いに乗って試合に挑みました。
しかし、フリッパーズの堅実な守備と鋭い攻撃に苦しめられ、試合の流れを掴むことができませんでした。
結果的に1-8と大差をつけられましたが、広田監督は試合を通じて多くの学びを得たと語り、次のステージへの準備を進める決意を表明しています。
ストライク賞を獲得した杉田怜選手、存在感を見せた終盤のプレー
試合はフリッパーズが支配しましたが、深川ヤングスターズの杉田怜選手が輝きを放ちました。
杉田選手は終盤において、試合の流れを変える可能性を見せた二塁打を放ち、守備でも持ち前の冷静さを発揮しました。
さらに、短いながらも効果的なピッチングを披露し、ストライク賞に選ばれました。
彼の存在感は、苦しい展開の中でも深川ヤングスターズの希望の光となり、チームの今後に向けた成長の鍵となるでしょう。
未来を見据えた両監督の戦いが生む、次世代の育成と発展への期待
今回の試合で注目すべきは、両チームの監督が持つリーダーシップと、選手育成への取り組みです。
東16丁目フリッパーズの笹谷武志監督は、これまでチームを全国優勝に導くなど、その手腕は折り紙付きであり、今後もさらなる飛躍が期待されています。
一方で、広田隼斗監督は若くしてチームを率い、選手たちの可能性を引き出す力を持っています。
今回の敗戦を教訓とし、深川ヤングスターズはさらなる成長を遂げ、再び大舞台で勝負する日が来ることでしょう。
両チームの今後の活躍に、学童野球関係者からの期待が高まっています。