北海道選抜が済州中学校選抜に12-4で大勝、U-15日韓親睦野球交流大会で優勝を決定

写真・日韓北海道選抜提供
北海道選抜が済州中学校選抜に12-4で大勝、U-15日韓親睦野球交流大会で優勝を決定
韓国・済州市で開催されているU-15日韓親睦野球交流大会において、日本代表の北海道選抜が3日、韓国・済州中学校選抜チームと対戦し、12-4の五回コールド勝利を収めた。
この勝利により、北海道選抜は2戦2勝で大会優勝を決めた。
北海道選抜は、明日4日に済州からソウルへ移動し、ソウル農協大学野球場で韓国屈指の強豪校として知られるソンナム中学校と交流戦(2試合)を行う予定だ。
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◆⽇韓親睦野球交流⼤会・第2戦(3日、済州総合競技場野球場)
日韓北海道選抜12-4済州中学校選抜チーム
済州中学校選抜チーム
00400=4
⑩0002=12
日韓北海道選抜
(五回コールドゲーム)
(北)渡邉、對馬、大宮-越田、奈良
▽本塁打:奈良(北)
▽三塁打:越田、橋本(北)

写真・日韓北海道選抜提供

写真・日韓北海道選抜提供
韓国・済州市で開催されているU-15日韓親睦野球交流大会は、日本の北海道選抜、韓国の済州中学校、済州中学校選抜チームの三つ巴の戦いとして行い、2戦目となる3日の試合で北海道選抜は済州中学校選抜チームに12-4の五回コールド勝利を飾り、2戦2勝で優勝に輝いた。
北海道選抜の奈良(上磯中学校)が本塁打を記録し、最優秀選手賞にも選出された。

MVPの奈良君=写真・日韓北海道選抜提供
北海道選抜の強力な打撃と安定した守備が光り、終始リードを保った試合展開で快勝を果たした。
試合後、北海道選抜の吉田達也監督は「細かいプレーでのミスもあったが、良いプレーも多く見られた。明日の試合では、ミスを減らして臨みたい」とコメント。
また、勝利の要因について「ボールの見極めがしっかりとできており、チャンスに繋がり、狙い球を絞って打つことができたことが勝因」と語った。
このチームでの残り2試合に向けて、「チームバッティングを意識し、勝利を目指した試合運びを期待したい」と意気込みを見せた。
さらに、大会の団長を務める白谷聡智氏は「済州中学校には130キロ以上の速球を投げる投手もおり、レベルの高さを感じた。また、日本と韓国の選手が試合後に交流を深められたことも有意義だった」と述べ、大会の意義を強調した。

選手・指導者の交流がありました(写真・日韓北海道選抜提供韓)

選手・指導者の交流がありました(写真・日韓北海道選抜提供)
協力:U-15日韓北海道選抜提供