札幌選抜チーム、淡路島大会に向け実戦強化

札幌選抜VS札幌ブレイブティーンズ
札幌選抜チーム、淡路島大会に向け実戦強化
札幌市東区つどーむ
2月15日に兵庫県淡路島で開幕する「全日本選抜小学生野球選手権淡路島大会」に北海道代表として出場する札幌選抜チームが、13日に札幌市東区のつどーむで久しぶりの練習試合を行った。対戦相手は、中学軟式クラブチームの札幌ブレイブティーンズの中学1年生に6年生を加えた特別編成チームで、真剣勝負が繰り広げられた。
札幌選抜チームにとって、この時期の対戦相手を見つけるのは難しく、今回の試合実現には大きな意義があった。札幌ブレイブティーンズは森岡昂平監督の指揮のもと、妹背牛町での合宿を終えたばかりの状態で駆けつけ、選手たちは疲れを感じさせない気迫あるプレーで試合を盛り上げた。
試合は、札幌選抜チームが、攻守ともにバランスの取れた内容を見せた。
特に主力選手たちは、全国大会を見据えた実戦感覚を養い、要所での粘り強さや鋭い守備で秋までの感覚を取り戻していた。
一方、札幌ブレイブティーンズも上級生の力を活かし、力強い打撃と安定した投球で食い下がり、見応えのある試合展開となった。
札幌選抜チームは、淡路島大会での全国の強豪との対戦に向けて準備を進めており、今回の試合で得た課題と成果を糧にさらなる飛躍を目指す。
全国大会の舞台での彼らの活躍に、地元からの期待が一層高まっている。
札幌選抜は、今後の大会に向けて練習試合を重ねる予定です。
1月19日には三笠ドームで岩見沢選抜チームと、2月2日には月形多目的アリーナで中学軟式クラブチーム「OX」と対戦します。
試合後の渡辺 敦監督
まずは小学生との試合を快く受けて下さった森岡監督を始めブレイブティーンズの皆様に心から感謝致します。誠にありがとうございました。
小学生規格での試合に応じてくださり、6イニングの試合に加えてタイブレークを想定した1イニングまで応じて下さったので、実戦機会が限られる我々にとっては貴重な時間になりました。
やはり、比較すると身体の大きさで見劣りする中、屈強な相手にどう立ち向かうかというのは本番に向けて大切な要素の一つです。おそらく我々札幌選抜が出場チームの中で最も小さいチームではないかと思いますので、どこを徹底して何で戦っていくかを再確認する機会となりました。
今回初めて様々な垣根を超えて試合をすることができました。
今後もこのような取り組みを継続し、カテゴリーの枠を超えた交流にて、一層札幌や北海道の野球が盛んになることを願うばかりです。
また、改めてこの対戦の実現のために各ご協力を頂いた関係者の皆様にも心より御礼申し上げます。

2024札幌選抜チーム

札幌ブレイブティーンズ
協力:札幌選抜、札幌ブレイブティーンズ