<スポ少全国>深川ヤングスターズ、全国準優勝に輝く
深川ヤングスターズ、全国準優勝に輝く—。
第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会決勝
4日、鳥取県米子市の淀江球場で開催された第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会の決勝戦において、北海道代表の深川ヤングスターズが惜しくも古高松ブルースターズスポーツ少年団(香川県)に3-8で敗れ、堂々の全国準優勝を果たしました。
北海道勢の決勝進出は実に14年ぶりの快挙となります。
◆決勝(4日、淀江球場)
深川ヤングスターズ(北海道)3-8古高松ブルースターズスポーツ少年団(香川県)
古高松ブルースターズスポーツ少年団
0206=8
0210=3
深川ヤングスターズ
(古)立岩、梅本(2回)―梅本、立岩(2回)
(深)杉田、広瀬(2回)、杉田(4回)―近藤、杉田(2回)、広瀬(4回)
▽三塁打:兼本(古)、圓山、杉田(深)
▽二塁打:立岩2、吉田(古)、杉田、原(深)
一時は3-2勝ち越し成功-。
連日の酷暑が続く中、選手たちだけでなく指導者や熱中症対策に努めた父母など、チーム全体が一丸となって達成した偉業であり、北海道からの挑戦者が厳しい条件を乗り越えて最終日まで頑張り抜いた結果となりました。
試合は序盤から緊迫した展開に。
二回、深川ヤングスターズは失策絡みで2点を献上しましたが、反撃の兆しを見せます。
二回裏には、8番・圓山 慶(5年)が左中間を破る三塁打を放ち、続く9番・原 冴太朗(6年)のタイムリー二塁打で2-2の同点に追いつきました。
その後、1番・杉田 怜(6年)がレフト前タイムリーを打ち、3-2と勝ち越しに成功します。
流れが一変
しかし、ここで暑さ指数(WBGT)が急上昇し、中断が長引いたことで試合の流れが一変。
再開後、深川ヤングスターズの広瀬 丞映投手(6年)が先頭打者に死球を与え、その後の守備ミスも重なり、あっという間に6失点を喫しました。
最終的に、深川ヤングスターズは3-8で敗戦を喫し、試合終了となりました。
試合後、広田 隼斗監督は「最後は子供たちも限界でしたが、最終日までチーム一丸で戦い抜けたことに感謝しています」と述べ、感謝の言葉を綴った。
尚、深川ヤングスターズは10月に千歳市で行われる「キングオブキングス」に出場することが決まっており、「力勝負で頑張ってほしい」とのコメントも寄せました。
<発行人>
スタルヒン杯・決勝で初めて目にしたチーム深川ヤングスターズ。
全国では瞬く間に決勝まで駒を進め、優勝旗に手が届くところまで走った。
その見事な戦いを繰り広げるまでに酷暑の中、体調管理や熱中症対策を徹底し、チーム全体が一丸となった姿勢が北海道と変わらずプレーできた要因なのでしょう。
暑さ指数(WBGT)が急上昇し、中断から再開は大きく試合の流れを変えた。
勝負の岐路となった難しい局面。
選手たちに、指導者、父母らにとって一生忘れることの無い思い出となりました。
決勝の場で堂々たる戦いを見せました。
彼らの努力とチームワークは、ただの試合の枠を超え、北海道の野球関係者に感動を与えました。
この経験を糧に更なる成長を遂げることでしょう。
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協力:深川ヤングスターズ
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