釧路ゴールデンモンキーズ・尾西浩虎が明徳義塾中学へ進学!
釧路ゴールデンモンキーズ・尾西浩虎が明徳義塾中学へ進学!
学童野球で全道、全国の舞台を経験し活躍を続ける釧路ゴールデンモンキーズBBCの尾西浩虎選手(6年)が、高知県の名門・明徳義塾中学に合格した。
4月から全国トップレベルの環境で中学野球へ挑戦することになる。
昨夏の高野山旗全国学童軟式野球大会でチームを3位に導いた活躍や、NPB12球団ジュニアトーナメントで北海道日本ハムファイターズの一員として決勝進出に貢献するなど、学童野球界で輝きを放った尾西選手。
中学ではさらなる成長を誓い、甲子園出場、そしてプロ入りを目標に新たな一歩を踏み出す。
〇尾西 浩虎(おにし ひろと)
6年・釧路ゴールデンモンキーズBBC
左投げ、左打ち
158センチ、52キロ
幼少期から野球と共に
尾西選手が野球を始めたのは自然な流れだった。
父親が釧路ゴールデンモンキーズの監督を務めており、物心つく前から野球が身近な存在だった。
「気づいたら始めていました」と本人も語るように、野球は生活の一部となり、自然と技術を磨いていった。

尾西浩虎=写真・本人提供

尾西浩虎=写真・本人提供
釧路ゴールデンモンキーズでの活躍
釧路ゴールデンモンキーズは全国大会の常連チームとして知られており、尾西選手もその中心選手として活躍。
昨夏、高野山旗全国学童軟式野球大会では千葉代表の船橋フェニックスに惜しくも敗れたものの、全国3位の成績を残した。
彼の持ち味は足の速さとバッティングで、チームの得点源として大きな役割を果たした。
また、2023年12月には東京・明治神宮球場などで開催されたNPB12球団ジュニアトーナメントで北海道日本ハムファイターズJr.メンバーに選出。
全道全域から集まる才能の中でレギュラーを勝ち取り、チームの決勝進出に大きく貢献した。
ファイターズジュニアは決勝戦で惜しくも敗れたものの、10年ぶりの準優勝という快挙を達成した。

尾西浩虎=写真・本人提供

尾西浩虎=写真・本人提供
忘れられないFBC-U12準決勝の一打
数々の試合を経験してきた尾西選手だが、最も印象に残っているのは「エスコンフィールド北海道でのFBC-U12準決勝・岩見沢学童野球クラブ戦」での先頭打者本塁打だという。
この大会では木製バットを使用していたが、見事な一撃を放ち、チームに勢いをもたらした。
この経験は今後の野球人生においても自信となるだろう。
明徳義塾中学への進学を決意した理由
尾西選手は、小学生のうちから全国レベルの大会を経験し、自身の目標を明確にしてきた。
その目標は「全国制覇」、そして「甲子園出場」だ。
そのために、中学から全国トップレベルの環境で自分を鍛えることを決意。
数ある選択肢の中でも、明徳義塾を進学先に選んだ最大の理由は「そのまま高校に進学して甲子園に出場するため」だと語る。
明徳義塾は全国的に知られる名門校であり、甲子園常連校。
そこで切磋琢磨しながら技術・精神面ともに成長し、さらに高いレベルを目指す覚悟だ。
目指すはプロ野球選手
尾西選手の憧れの選手は、元阪神タイガースの糸井嘉男氏。
「同じ左バッターで、同じセンターを守っていたから」という理由から尊敬しており、自身もその道を歩みたいと考えている。
「明徳義塾で甲子園に出場し、プロ野球選手になることが目標です」と力強く語る尾西選手。
これまでの努力を糧に、新たな環境でさらなる飛躍を目指す。
明徳義塾での活躍、そしてその先の成長に期待が高まる。

尾西浩虎=写真・本人提供

尾西浩虎=写真・本人提供
夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」
<発行人>
尾西選手の挑戦!未来を切り拓く野球留学
尾西選手は-、
小学生時代から際立った攻撃力を持ち、コースに逆らわない柔軟なバッティングを見せる一方で、一発でスタンドまで運ぶパンチ力も兼ね備えている。
俊足を武器にリードオフマンとしての適性も高く、チームのチャンスメイクに大きく貢献するプレースタイルが光る。
加えて、守備でもその存在感は抜群だ。
左腕投手としての貴重な役割を果たしながら、広大な守備範囲を誇る外野手としても能力を発揮する。
攻守にわたる万能性を持つ尾西選手のプレースタイルは、将来の可能性を大いに感じさせるものだ。
そんな尾西選手が新たな挑戦として選んだのが、中学からの野球留学だ。
彼が進む先は、名門・明徳義塾中学。
中学軟式野球界において全国屈指の強豪校であり、多くの実力者を輩出してきた。
全国の舞台で戦うことが日常となる環境に身を置くことで、さらなる飛躍を目指す。
同中学は今月、静岡県で開催される「文部科学大臣杯 第16回全日本少年春季軟式野球大会 ENEOSトーナメント」には、高知県代表として出場する。
加えて、明徳義塾高校は、2025年春のセンバツ甲子園に四国代表として、4年ぶり21回目の出場を果たした。
尾西選手も、この一貫した強豪チームでの道を自ら選び、歩み始める。
全国の舞台を知ることで培われる精神力、そしてハイレベルな環境で磨かれる技術。
そのすべてが、彼の将来を大きく拓く鍵となる。
尾西選手の挑戦はまだ始まったばかり。
この先、彼がどのような成長を遂げ、どのような舞台で活躍していくのか。
多くの野球ファンが彼の未来に期待を寄せている。
今後の活躍から目が離せない。

尾西浩虎=写真・本人提供

尾西浩虎=写真・本人提供