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新生・札幌南JBCが掲げる「夢への挑戦」

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札幌南JBC




私の甲子園~僕の最後の夏

新生・札幌南JBCが掲げる「夢への挑戦」

徳永次朗新監督のもと、選手たちはさらなる高みへ

 札幌市南区藤野にある札幌南リトルシニア旧室内練習場を3月2日に訪れ、冬季練習に励む札幌南JBCをチーム訪問した。

同チームは2022年に創部され、地域の4チームが団員不足を乗り越えて合併し、誕生した新たな学童野球チームである。

 2023年から本格的に活動を開始し、今シーズンからは徳永次朗新監督が指揮を執っている。

「夢への挑戦」をスローガンに掲げる札幌南JBCは、技術指導だけでなく心の成長にも重きを置き、選手一人ひとりが自分の夢に向かって挑戦できる環境づくりを進めている。

 

★現在、チーム訪問先募集中です!

お問い合わせは大川まで(090-1524-0465)(strikepro.oh@gmail.com)

 

ランニングする札幌南JBCナイン

 

ストレッチを行う札幌南JBCナイン

 

<活動>

平日:(夏季)火・木曜日・石山北公園(15:30~日没まで)、(冬季)平日練習なし

土日:(夏季)石山北公園、(冬季)旧札幌南リトルシニア室内練習場、藤野小体育館(3h)

 

<選手>

6年生:8人

5年生:7人

4年生:8人

3年生:5人

2年生:3人

1年生:1人

年長:1人

(2025年3月2日現在)

 

<オープン戦>

▽三笠ドーム(3月15日)

上江別ブルードリームズ

 

▽月形多目的アリーナ(3月20日)

北発寒ファイヤーズ

 

▽豊浦町(3月30日)

豊浦シーガルス、千歳桜木メッツとオープン戦を予定。

 

▽石山北公園(4月6日)

東16丁目フリッパーズ

 

▽苫小牧市(4月12日)

拓勇ファイターズ、三笠スピリッツ

 

ウォーミングアップする札幌南JBCナイン

 




 

チームスローガンは「夢への挑戦」。

今シーズンから札幌南JBCの指揮を執る徳永次朗新監督が語るスローガンは、選手一人ひとりが、自分の夢に向かって挑戦できる土壌を作ると言うことだ。

技術指導だけでなく、目標を持ち続ける姿勢や心の成長にも重きを置く。

新体制となったチームは、選手たちが本気で夢を追いかけられる環境づくりに取り組んでいる。

 

徳永新監督の話に耳を傾ける札幌南ナイン

 

「信頼関係がすべての土台」――札幌南JBC・徳永次朗監督が語る指導哲学

札幌南JBCの徳永次朗監督が、指導において最も大切にしているのは「選手との信頼関係」だ。

どんなに技術を教えても、信頼関係がなければ子どもたちの心には届かないもの。

まずは選手一人ひとりとしっかり向き合い、心の距離を縮めることを意識している。

 

指導においては、技術面の向上はもちろんだが、同じくらいメンタル面のサポートも重視しているという。

子どもたちが伸び伸びと自分の力を発揮できるように、プレッシャーを与えるのではなく、寄り添い、背中を押すような姿勢を心がけている。

 

また、指導者として常に意識しているのが「子どもたちの目線に立つ」こと。

大人の目線で指導するのではなく、子どもたちがどう感じているか、どう受け止めているかを考えながら言葉を選び、声をかけることを大切にしている。

 

加えて、日々の練習や試合の中で、子どもたちの小さな変化に気づくことも重要な指導者の役割だと徳永監督は語る。

表情やしぐさ、プレーの些細な変化を見逃さず、早い段階で心のサインをキャッチすることで、より的確なサポートが可能になる。

 

「選手が安心して挑戦できる環境こそが、夢への一歩になる」。

そう語る徳永監督の指導には、温かさと責任感がにじんでいる。

 

投手(札幌南)

 

捕手(札幌南)

 

内野手(札幌南)

 

外野手(札幌南)

 




 

チーム力を10項目で徹底分析!

徳永監督が語る現在地と今後の伸びしろ

今シーズンに向けてチームはどこまで仕上がっているのか――。

徳永監督が10項目・10段階評価でチームを自己分析。

攻撃力や守備力、精神力など、各分野の現状と主力選手の成長ぶりを丁寧に語った。

チーム内の競争も活性化し、着実に底上げが進んでいる様子がうかがえる。

今回は、各評価とともに注目選手の特徴や監督の期待も交えながら、チームの現在地を見ていく。

 

攻撃力:6

昨年、3番・捕手を務めた堀江光志(5年)は、長打力に加え、チャンスでの集中力も高く、打線の中核を担う存在だ。

また、川沿キラーズの休部に伴い新たに加入した村田健心(5年)は、選球眼に優れ、バットコントロールにも定評がある。

出塁率が高く、さらに俊足でもあることから、今後の活躍に大いに期待したい。

 

置きティバッティングに励んでいた札幌南ナイン

機動力:5

村田に加え、昨年2番・遊撃手を担った天野秀哉(5年)も俊足で、小技も器用にこなし、状況に応じたチャンスメイクを演出できる選手だ。

 

守備力:6

天野は内野の要となりそうな存在で、状況判断や内外野との連係に欠かせない選手だ。

加えて、この冬に最も成長が見られたのが鳴海陽向(5年)。

サッカー経験者で、5年生の春に入団した選手だが、もともと運動能力が高く、継続して起用してきたことで著しい成長を遂げている。

守備では、打球の落下地点への入り方が格段に上達した。

 

キャッチボールを行う札幌南ナイン

 

投手力:6

2番・3番を打ち、投手・捕手・内野手を兼任する玉置粋煌(5年)。

制球力と緩急の使い方に優れ、野球への理解度も高い選手だ。

また、7番・投手兼三塁手を担った吉田淳希(5年)は、安定した制球力で試合を作ることができる。

何より、自分なりに考えながらピッチングをする姿には今後の大きな可能性を感じさせる。


彼は昨年、石狩支部予選・決勝でも先発登板を経験しており、今後はさらに投球の幅を広げていってほしい投手の一人である。

 

精神力:7

5番・中堅手を担った西川琉生(5年)は、集中力が高く、チャンスに強い打撃で気持ちの面でもチームをけん引している。

一方、2番・3番・5番・6番といった打順や、どのポジションでもこなせるユーティリティープレイヤーの絹川奏斗(4年)は、監督が最も信頼を寄せる選手だ。

チームがピンチのときには、必要に応じてあらゆるポジションに入ることで、精神的な安定をもたらしている。

 

層 力:7

チームワーク力:10

勝負力:7

適応力:6

戦略力:6

 

総合評価:66

 

天気が良い日は屋外でもキャッチボールする札幌南ナイン

 




 

夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」

 

キャプテン玉置くん

「全道優勝」を目指すチームの中心選手

札幌南JBCのキャプテンを務めるのは、右投げ・左打ちの玉置粋煌(たまおき・いきら)くん。

仲間と支え合いながら戦えるチームの良さを実感し、今シーズンは「もっとみんなのレベルを上げ、声も出して南区予選を突破し、石狩支部予選で代表権を掴みたい」と力強く語る。

目標はホクレン旗全道大会での優勝。

チームの先頭に立つキャプテンとして、その背中でチームを引っ張る。

 

〇玉置 粋煌(たまおき いきら)

右投げ、左打ち

147センチ、48キロ

 

<チームの良さは>

みんなで支え合って戦えるところ。

 

<今シーズンに向けた意気込み>

もっとみんなのレベルを上げて声も出して、南区予選を勝ち抜いて石狩支部予選での代表権も掴みホクレン旗全道大会・優勝目指して頑張ります!

 

玉置主将(札幌南)

 

手投げによるバッティング練習が行われていた(札幌南)

 




 

<スイングスピード測ってみた>

今年から学童用バットを使用して、選手のスイングスピードを競い合う企画を始めました。

使用されるバットは、長さ80センチ、重さ560グラムという学童用バットを使ってスイングスピードに挑戦しました。

 

スイングスピード測ってみた!に挑戦した札幌南JBCナイン

 

★第1位 118キロ

〇堀江 光志(ほりえ こうし)

5年・右投げ、右打ち

140センチ、52キロ

 

★第2位 108キロ

〇玉置 粋煌(たまおき いきら)

5年・右投げ、左打ち

147センチ、48キロ

 

★第2位 108キロ

〇増山 清勢(ますやま きよせ)

4年・右投げ、右打ち

142センチ、47キロ

 

★第3位 105キロ

〇村田 健心(むらた けんしん)

5年・右投げ、右打ち

141センチ、39キロ

 

スイングスピード測ってみた!写真左から玉置、増山、堀江、村田(札幌南)

 




 

<発行人>

「劇的逆転サヨナラ優勝!」徳永新監督が選ぶベストゲームは、あの夏の大逆転劇 

徳永新監督がと語るベストゲーム。

それは昨年8月25日、札幌麻生球場で行われた「第1回エネサンス北海道カップ争奪 第31回全道少年軟式野球選抜大会・石狩支部予選 決勝戦」での一戦だ。

対戦相手は強豪・本郷イーグルス(札幌市白石区代表)。

1-4と3点を追う展開で迎えた最終回、まさにドラマのような逆転劇が繰り広げられた。

 

大会規定により、この回が最終回。

二死一、二塁で迎えたチャンスに、2番・玉置粋煌(5年)が内野安打を放つと、二走・高橋遼(4年)が好走塁でホームイン。

2-4と詰め寄った札幌南は、続く打者が四球で満塁とすると、4番・増山清勢(4年)が押し出し死球を受けて3-4に。

さらに勢いは止まらず、5番・西川琉生(5年)が勝負強くセンター前にタイムリーを放つ。

三走・玉置に続き、二走・堀江光志(5年)も一気に本塁へ。

劇的な逆転サヨナラ勝ちで、札幌南は見事優勝をつかんだ。

 

徳永監督は「最後まで諦めない姿勢、全員がつないで勝ち取った勝利だった。相手の悪いところが出て、札幌南の良いところが出た試合だった」と振り返る。

この試合は、チームにとって単なる1勝ではなく、これから戦い抜くための“心の支柱”となった大きな一戦だったに違いない。

 

 

――ここからは発行人コラムとして少し感じたことを綴らせていただきたい。

この劇的勝利の裏には、代々受け継がれてきた“最後まで諦めない”という精神が確かにあったはずだ。

これまで札幌南JBCを築き上げてきた諸先輩たちが見せてきた姿勢を、この世代もまたしっかりと受け継ぎ、チーム一丸となってつないだ野球で見事に勝利の華を咲かせた。

 

特別なスター選手がいなくても勝ち上がれる──その一番大切な術を、彼らは身につけたのかもしれない。

「勝つんだ、勝つんだ」を「勝てるんだ」へと変える“術”を。

 

その確かな成長と、試合に懸ける真っ直ぐな気持ちに、胸が熱くなった。

 

今年も札幌南JBCから目が離せない。

このチームは、また新たな物語をつくってくれるはずだ。

 

指導者の話を聞く札幌南JBCナイン

 

協力:札幌南JBC




ストライク発行人 大川

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