まもなくグラウンドに夢が咲く――NH旗争奪少年野球大会 開幕!

第5回NH杯トーナメント表
まもなくグラウンドに夢が咲く――NH旗争奪少年野球大会 開幕!
春の訪れとともに、未来の球児たちが動き出した。
第5回NH旗争奪少年野球大会の開会式が3月22日、小樽商科大学第一体育館で行われ、開幕を待ちわびた選手たちが一堂に会した。
10月11日の決勝・つどーむを目指し、半年にわたる熱戦の火蓋が切られた。
期待と緊張が交錯する中、球春を告げる大会が華やかに幕を開けた。
開会式では、前年度優勝の札幌オールブラックスが優勝旗を返還。
続いて主将・奥山夕生くんが「支えてくれる皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、大好きな仲間を信じ、失敗を恐れず最後まで全力でプレーします」と力強く選手宣誓を行い、会場には大きな拍手が響いた。
奥村くんはチームの強みについて「どんな時でも支え合える仲間想いの選手が多い。ピンチの場面でもその強さを発揮できるのが自慢です」と語った。

選手宣誓の奥山くん(札幌オールブラックス)
大会には後志管内を中心に、石狩市、札幌市、千歳市、苫小牧市から34チームが参加。
春から秋へと続くロングランの戦いに、各チームの意気込みもひときわ高まる。
勝利を目指すだけでなく、仲間との絆を深めながら成長していく選手たち。
球春の訪れとともに、子どもたちの熱い物語がいま始まる。

開会式に集まった選手たち

NH旗・開会式より
夢を諦めない—ケガと向き合う阿知良梓佑の挑戦 「中学最後の夏、130キロのストレートを目指す」
<主将にインタビュー>
手稲ヤングスターズ編
〇河原林 蒼輔(かわらばやし そうすけ)
新6年・手稲ヤングスターズ所属
右投げ、右打ち
142センチ、41キロ
Q1)チームの特長は?
みんな元気がある。
Q2)チームの強みは?
攻撃では、上位打線に破壊力があり、下位打線も確実につなぐバッティングができる点が特長です。
新人戦で5番を務めた平間涼介(6年)は「次につなげることを意識して打席に立っています」と、チームバッティングの意識を語りました。
Q3)自分の強みは?
新人戦では4番を任され、投手と捕手の二刀流としてチームを支えました。
投手としては、特別球速があるわけではありませんが、コースを丁寧に投げ分ける制球力と、緩急を使って打者を翻弄する投球が持ち味です。
攻撃では、どんなことを意識していますか?
「チャンスで回ってくることが多いので、走者をしっかり還すことを意識しています」と語りました。

手稲ヤングスターズ
花川南ホークス編
〇高橋 陸(たかはし りく)
新6年・花川南ホークス所属
右投げ、右打ち
145センチ、37キロ
Q1)チームの特長は?
誰かが打つと流れが一変して、みんながつながる打線です。
Q2)チームの強みは?
エースの鈴木蒼空(6年)が、投手としてゲームを作ってくれて、蒼空の頑張りにみんなが応えるのが今年の花川南ホークスの戦い方。
Q3)自分の強みは?
チームでは4番・捕手を担い、打撃での長打力が持ち味。

花川南ホークス