すべては来季!栄ゴールデンキングスの佐々木君

チームのかなめ、キャッチャーの佐々木君。けがも治って思いは来季へ
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は札幌・栄ゴールデンキングスの佐々木洋輔君(栄町小5年)。
佐々木君は今年7月、チームメートとキャッチボールをしていたところ、急に肩が痛み出し遠投ができない状態になった。
少年期に起こりがちなリトルリーグショルダー(肩の障害)が発症したのだ。
同クリニックに通院して約4か月、今はほぼ完治して来季への始動に向けて心を切り替え、オフの課題としているフォームの矯正やバッティング強化に取り組む予定だ。

栄町ゴールデンキングスの佐々木洋輔捕手
▽佐々木 洋輔(11、札幌栄町小5年=144センチ、42キロ、捕手・投手)札幌・栄ゴールデンキングス
突然の肩の障害発症でびっくりしたと同時に不安も感じた。何が起きたのだろう-と。
すぐに両親に相談、チームメートからは「たきうちがいいよ」との紹介もあり「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診てもらうことにした。
診断結果はリトルリーグショルダーと分かり、フォーム矯正などリハビリ治療で治すことになった。
やはり投げ方が悪く、肩に負担がかかり発症したのだ。
リハビリの先生から「正しい投球法」を徹底して学びながら治療を進めた結果、今は「ほぼ完治」まで回復し、取材日はちょうど治療の最後の日だった。
約4か月のけが治療で完全復帰した佐々木君の表情は明るい。
「リハビリの先生から正しい投げ方を教えてもらい、今は全然痛くありません」と喜び、いつも付き添ってくる父親の雅人さんも「教えてもらったことを忘れないで、日常のプレーに生かしてほしい」と願っている。
幸いに今季はけが中も外野で出場し試合を休むことなく実践できた。
チームは5年生は3人と少なく、佐々木君らのリーダーぶりがますます大きな責任となっている。
そんな事情を十分理解して来季への巻き返しに真剣に取り組む覚悟だ。
4年生大会で歴史ある「スーパージュニアカップ」でチーム初の優勝を成し遂げた。
決勝に進んだのも何十年ぶりという快挙。
少数精鋭で難局を乗り切ろうとチームは意気込んでいる。
チームの主砲を担う佐々木君。
「けがも完治したようなので、バッティングを強化してホームランをどんど打てる打者になりたい。後は守備のメーンでもある捕手の技を磨き、中継ぎとしての投手にも力を入れていきたい」と抱負を話す。
直近の東グレートキングスとの練習試合では7回完投勝利を飾った。
「けがの具合もこれで完全に吹っ切れた。久々の先発だったが、気持ちよく投げられました」。
けが復帰戦で自信も大きくなり、来季へ向かって目標一杯の毎日だ。
(記者の目・中山武雄)
好きなプロ野球選手はソフトバンクホークスの柳田選手。
「フルスイング」に醍醐味を感じ、佐々木君もホームランバッターにあこがれているようです。
将来の目標は-の問いに、即答で「プロ野球選手」と答えてくれました。
素晴らしいことです。
父親の雅人さんも「例えなれなくとも大きな目標を持ってくれればいい」と後押しをしています。
力強い味方です。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニック
【たきうち整形外科スポーツクリニック】札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女らの選手、監督や指導者にも人気となった。(バックナンバー)。
【ドクターのフォームチェック】
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック