学童野球の札幌選抜チームが全国大会へ出発

2025全国選抜軟式少年野球兵庫県大会組み合わせ

2025全国選抜軟式少年野球兵庫県大会・対戦表
学童野球の札幌選抜チームが全国大会へ出発
学童野球の札幌選抜チームが、兵庫県淡路島で2月15日に開幕する「2025全国選抜軟式少年野球兵庫県大会」に向け、14日に北海道を発った。
主将の松本茉桜選手(6年・星置レッドソックス所属)は、「今までの練習や試合の成果を出し切り、全員野球で目標としてきた全国制覇を目指して頑張ります」と意気込みを語った。
大会には全国から20チームが参加し、A~Dの4グループに分かれて15日に予選リーグが行われる。
各グループの1位チームが、最終日16日の決勝トーナメントへ進出し、準決勝・決勝が行われる。
なお、予選リーグは1グループ5チームの変則リーグ戦となり、それぞれのチームが2試合を戦う形式となる。
札幌選抜チームはグループBに属し、15日の予選リーグ初戦(9時45分)で川西選抜(兵庫県川西市)と対戦。
その後、ダブルヘッダーで第2戦(13時15分)オール磯城と対戦する。
<予選リーグの戦い方の難しさ>
予選リーグでは、2戦2勝しても必ずしも勝ち上がれるとは限らない。
勝利するだけでなく、「どれだけ多くの得点を奪い、どれだけ失点を抑えるか」が重要になり、戦い方の難しさが増す。
順位決定は以下のルールに基づき、順番に適用される。
- 勝ち点が多いチーム
- 得失点差(総得点-総失点)が多いチーム
- 総失点が少ないチーム
- 上記で決まらない場合は抽選
このため、勝利の価値は単なる「勝敗」だけでなく、「スコアの内容」も大きな影響を及ぼす。
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北海道を発つ札幌選抜チーム=(写真・チーム提供)
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札幌選抜チーム、学童野球最後の戦いへ!“最終章”が始まる
札幌選抜チームが、学童野球最後の戦いに挑む。
その舞台は全国大会。
彼らにとっては、この大会が小学生としての野球生活の集大成となる。
すでに全国の多くの選抜チームが解散し、選手たちは次のステージへと進んでいる中で、札幌選抜チームは最後の大一番に向けて、粘り強く準備を進めてきた。
ここまでの調整は決して平たんではなかった。
同学年の選手たちは中学野球に向けた準備を進め、他のエリアでは選抜チームがすでに活動を終了。
そのため、実戦を想定した練習試合の相手を見つけることが容易ではない状況にあった。
特に、実戦感覚を養うためには、同等かそれ以上のレベルのチームと対戦することが不可欠だった。
そんな中、札幌選抜チームは中学軟式野球クラブチームとの練習試合を重ねることで、貴重な実戦経験を積んできた。
同サイトでも紹介した札幌ブレイブティーンズとの試合に加え、OXとの対戦も経験。
中学カテゴリーのチームと対戦することで、よりスピード感のある試合展開や、強い打球に対応する力を養ってきた。
さらに、最終調整となった11日には、ピースベースボールクラブとの2試合を実施。
全国大会を見据えた戦いの中で、選手たちは着実に手応えをつかみ、チームとしての完成度を高めた。
この試合では、投手陣の安定したピッチングや、攻撃面での粘り強いバッティングが光り、全国の舞台でも十分に戦える力を証明した。
北海道はこの時期、一面が雪に覆われるため、外での練習環境は皆無だ。
しかし、選手たちは与えられた環境の中で最大限の努力を続け、室内環境での実戦形式の試合を駆使しながら、コンディションを整えてきた。
これまで積み上げてきた努力が、全国の大舞台で花開くことを期待したい。
札幌選抜チームの挑戦は、まさに“最終章”へと進む。
彼らの戦いを、遠く北海道からエールを送りながら見守ろう。
全国の舞台で輝く札幌選抜チームの活躍に期待が高まる!

2025全国選抜軟式少年野球兵庫県大会・出場チーム
協力:札幌選抜チーム