目標でっかく全国V、西岡北中の阿部君

173センチのファーストは準備万全です-春を待つ阿部君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の登場者は札幌・西岡北中の阿部佑杜君(14、2年)。
けがは昨年4月、野球部活の練習中にボール回しをしていた時に右ひじ(利き腕)に痛みが出て以来のけがとの付き合い。
1週間ぐらい我慢し続けたが友人に紹介されて「たきうち整形外科スポーツクリニック」に通院している。
フォーム矯正を含めて体の調整を図りながら完全復活へ向けて今は月2回程度の頻度でリハビリを続行し、悔いない中学生最後の野球に賭けている。

札幌・西岡北中の阿部佑杜君
▽阿部 佑杜(ゆうと、札幌・西岡北中2年=173センチ、55キロ、ファースト)札幌・西岡スターズ-札幌・西岡北中軟式野球部
けがは今回で2回目。
1回目は小学4年の時で、このけがが野球に入るきっかけとなった。阿部君はそれまでサッカー、バスケットボールをしており将来この二つのどちらかのスポーツに進む予定だった。
ところがバスケットボールをしていた4年生の時、右足の膝をけがしてプレーを中断せざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
阿部君は考えた。「この際、以前からやってみたかった野球に切り替えよう」と、5年生になって切り替えた。
今ではすっかり野球の魅力にハマり、大好きになった。
「うまくいったとき、できなかったことが出来るようになったときは嬉しさが倍増します」と野球の良さを話す。
けがでのブランクは大きかったがフォーム矯正などリハビリの先生から学んだことは今後の野球人生にプラスも大きい。
「ボールの投げ方など先生からいろいろなことを学び勉強になりました」。
今ではフォームも治ってスムーズな動作でボールが投げられるようになり、気持ちもスッキリし前向きに考えられるようになった。
まずはレギュラーを取って中体連での全道大会優勝、そして全国制覇と目標もでっかく打ち立て今季に臨む決意だ。
頭脳プレーを標榜するチームにあって、阿部君のセーフティーバントはちょっと光を放っている。意表を突くセーフティーに自信を持っており、普段からの練習を怠らない。
「僕の武器の一つにしたい」と日ごろから技を磨いている。小6の秋の地区予選で、これまで9番打者だったのが1番バッターに抜擢され初打席でレフトオーバーのエンタイトルツーベースをかっ飛ばし、その後の打力に自信を付けた。
この試合は阿部君にとっていつまでも忘れないワンシーンになっている。
小2の時の担任の先生がスポーツ万能、会話も面白くて憧れ、「こんな人になりたい」と将来は小学校の先生を目指している。
(記者の目・中山武雄)中学2年生にして、将来の職業を目指す心意気は素晴らしい。記者の中学時代を思い返すと恥ずかしくなります。
先生の影響は大きく、とてもよい選択だと思います。阿部君も同じようにカッコいい先生になって、児童・生徒たちの憧れとなる人になってください。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニック
【たきうち整形外科スポーツクリニック】札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女らの選手、監督や指導者にも人気となった。(バックナンバー)。
【ドクターのフォームチェック】
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック