けが完治!高校野球に全力を傾ける!東海大札幌の北構君(元札幌豊平)

完治のお墨付きをもらった北構君(東海大札幌・1年)
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は元札幌豊平ボーイズの北構 魁(かい)君(高校1年)。
北構君は学童時代、エースで3番として活躍。
中学はボーイズリーグの強豪・札幌豊平で三年間白球を追うもケガに苦しんだ。
中学2年の秋、新チームになってレギュラー取りに意欲を燃やしていた矢先、離断性骨軟骨炎が発覚。
当医院に通い、半年後に完治するも今度は肘をかばうあまり右肩の骨端線が開き、リトルリーグショルダーと2度のケガに苦しみ中学時代は思う存分野球が出来なかった。
現在の北構君は、ドクターからも完全完治のお墨付きをいただき「高校三年間、甲子園を目指して練習に頑張って行きたい」と高校野球に全力で向かう。

北構君(東海大札幌)
▽北構 魁(きたがまえ かい)
(東海大学付属札幌高等学校・1年=175センチ、72キロ、内野手)札幌・藻岩ライオンズ-札幌豊平ボーイズ-東海大札幌硬式野球部
好きなプロ野球選手は現在43歳ながら今も現役の福留孝介選手(阪神タイガース)。
2004年7月生まれ15歳
右投げ、左打ち
家族は両親と妹の4人。
札幌市立藻岩北小学校・2年、父の影響もあり札幌市南区の学童野球の藻岩ライオンズで野球を始めた。
学童時代は5年生から3番を任され、6年時では主将で投手兼内野手としてチームをけん引した。
南区では当時、石山アトムズ少年団が頭一つ抜けている状況。
中々南区を突破して全市大会出場は難しかった。
そんな中、ファイターズジュニア王座決定戦(現在のFBC-U12)札幌支部予選出場を果たし、1回戦で2016日本ハムジュニアにも選ばれた宮村航生君(現札幌第一・1年)を、擁する月寒スターズと対戦。
試合は4-5で惜敗するも良い思いでとなっている。
学童時代の一番の思い出は?
小学5年生で挑んだ札幌選抜大会で全市ベスト8。
当時、3番・三塁手として出場。
3回戦で手稲区の星置レッドソックスと対戦し、涙するも一番の思い出だ。
中学では硬式野球の札幌豊平ボーイズへ進み。
中学2年の新チームとなった頃、レギュラー取りに意欲を燃やしていたが練習中に右肘に違和感を憶える。
それでも頑張り続けた結果、離断性骨軟骨炎に至ってしまった。
しかし野球は続けながら治療を受けることができることから持ち前の打力を生かし、新人戦は代打でチームに貢献した。
翌春にはケガも完治し、いよいよ最終学年の中学3年を迎えた矢先、今度は右肘をかばうあまり右肩に負担が掛かりリトルリーグショルダーになってしまった。
中学ではケガに泣くシーズンが続いたがこの経験は高校では絶対にしたくない。
思う存分、高校野球に打ち込みたいと思っているに違いない。
中学時代の一番の思い出は?
<大差で敗れるも代打で出場>
2018年秋に行われたドリスポカップ。
対戦相手は苫小牧ボーイズ戦で4-14と試合中盤、二死満塁で代打で出場。
起用に応えライト前2点タイムリーヒットで一矢報いる。
ケガをして最初の試合で一番思い出深い。
中学時代の同期には扇谷来愛君(群馬県・健大高崎1年)らがいる。

得意のスイングを見せる北構君
<高校野球に向けて>
「1年生から紅白戦とかでアピールして試合経験を積みベンチ入りを目指したい」と意気込んだ。
<発行人大川祐市>
今年の東海大札幌の新入生は29人。
札幌市内から17人、他道内8人(石狩、旭川、稚内、日高)、道外4人(東京2人、神奈川1人、千葉1人)だ。
注目すべきは投手の旭川北稜の唐川侑大君、日高町・平取町野球クラブの門別啓人君の両輪。
三年後の甲子園に期待が懸かる!
北構君は内野手にこだわることなく出場できるのであれば外野手へのコンバートも辞さないと言う。
学童時代、キッズファインベースボールスクールに通っていたことからよく知っていますが、バッティングにおいてミート力は他と比べ抜けているものはあった。
持ち前のミート力に加え、パワーと泥臭さで厚みを増せばレギュラー取りも夢ではない。
中学時代の悔しさを忘れることなく頑張ってほしい。
札幌都心部で評判の整形外科スポーツクリニック
【たきうち整形外科スポーツクリニック】札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女らの選手、監督や指導者にも人気となった。(バックナンバー)。
【ドクターのフォームチェック】
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夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜の部のみ診療)
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取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック