東16丁目フリッパーズ、栄えある第1回ストライク杯優勝!
東16丁目フリッパーズ、栄えある第1回ストライク杯優勝!
滝花の豪快ソロで勝ち越し、徳田のタイムリーが決勝点に
東16丁目フリッパーズ、初代王者に輝く
9月30日、札幌市東区の東雁来少年野球場にて開催された第1回ストライク杯少年軟式野球大会の決勝戦で、東16丁目フリッパーズが粘り強さを見せ、対戦相手の北発寒ファイヤーズを9-3で撃破し、記念すべき初代王者の座に輝きました。
笹谷武志監督(46)は試合後のインタビューで、「今日は、相手に背の高い左ピッチャーがいて、その対策に苦労するだろうと思っていました。しかし、選手たちはミスがあっても最少失点に抑えてくれました。思ってた以上に頑張ってくれた」と、選手たちの成長と奮闘を称賛しました。
最優秀選手賞に東16丁目フリッパーズの滝花充望(6年)が選ばれた。
第1回ストライク杯少年軟式野球大会
会期:2024年9月8日、15日、23日、29日
会場:東雁来少年野球場、太陽球場
主催:ストライク企画
協賛:大成会・新琴似校
協力:札幌オールブラックス
◆決 勝(29日、東雁来少年野球場)
東16丁目フリッパーズ(札幌)9-3北発寒ファイヤーズ(札幌)
開始時刻:14:48
終了時間:16:26
北発寒ファイヤーズ
110010=3
20232x=9
東16丁目フリッパーズ
(北)内山-北山
(東)小薗井、西山、徳田-徳田、丹場
▽本塁打:滝花(東)
▽二塁打:北山2、鈴木(北)、滝花、丹場、徳田、木村(東)
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高野山旗で全国8強の実力を示す
東16丁目フリッパーズは、7月に和歌山県高野町で開催された高野山旗全国大会に出場し、全国各地から集まった強豪チームと対戦しました。
特に大会優勝を果たした新家スターズとの一戦では、互角の戦いを繰り広げたものの、惜しくも敗れ、全国ベスト8という結果を残しました。
この実力を持つフリッパーズは、今回のストライク杯でもその力をいかんなく発揮し、決勝の舞台で再び全国レベルの強さを証明しました。
決勝戦:見応えのある一進一退の攻防
この決勝戦で対戦した北発寒ファイヤーズは、以前から東16丁目フリッパーズとの試合を望んでいたチームでした。
北発寒の木下雅博監督(44)は、対戦が決まった時には「東16丁目フリッパーズとぜひ一度対戦したいと思っていた」と語り、熱い思いを持って決勝に臨みました。
試合は序盤から互角の展開となり、2-2の同点で迎えた三回、2番・滝花充望(6年)が大舞台でその実力を発揮。
2ボールからの3球目を左中間のフェンスを軽々と越える特大のソロホームランを放ち、フリッパーズが勝ち越しに成功しました。
このホームランは、チーム全体に勢いをもたらし、その後の攻撃にさらなる活力を与えました。
続く二死一塁の場面では、5番・徳田隆之介(5年)がセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、4点目を追加。
点差を2点に広げ、試合の流れをフリッパーズ側に引き寄せました。
この一打が決勝点となり、チームに大きな勇気を与えました。
終盤にかけて攻撃の手を緩めず
その後も東16丁目フリッパーズは、相手に反撃の余地を与えず、四回には二死満塁のチャンスで木村侑煌(6年)がライトオーバーとなる2点タイムリー二塁打を放ち、この回に3点を追加してリードを広げました。
さらに五回にも、巧みなバントや単打を組み合わせた攻撃で2点を追加し、試合を決定づけました。
投手陣の継投で堅実な守備を展開
守りの面でもフリッパーズは安定した継投策を見せました。
小薗井翔叶(6年)が先発マウンドに立ち、少し疲れが見られる中でも粘り強く試合を組み立てました。
四回からは、コントロールの良さが光る西山宗汰郎(5年)が登板し、相手の打線を封じました。
さらに、六回には力強い投球が持ち味の徳田隆之介(5年)がマウンドに上がり、強豪・北発寒ファイヤーズをしっかりと3点に抑え、勝利に貢献しました。
試合後、笹谷監督は「三回はヒットを打ちながらも、絶妙な牽制で2度も刺されてしまい、無得点に終わった場面があった。一気に攻めるチャンスを逃しただけに嫌な展開だったが、四回に滝花が一振りで勝ち越し点を挙げてくれた。この一発はチームに勇気と自信を与えてくれた」と試合を振り返り、滝花の活躍を称えました。
勝利のスローガン「勝って終わろう」
東16丁目フリッパーズは、「勝って終わろう」というスローガンを掲げて戦い抜きました。
このスローガンには、試合がどれほど厳しくても最後まで諦めずに戦い抜き、必ず勝利で締めくくるという強い決意が込められています。
その言葉通り、選手たちは高い集中力と団結力を発揮し、見事に優勝を勝ち取ることができました。
次なる挑戦「キングオブキングス」へ
フリッパーズの6年生たちは、次なる大舞台である10月19日に札幌市東区つどーむで開催予定の「キングオブキングス」大会に照準を合わせています。
この大会には、全道および全国で優秀な成績を収めた強豪チームが集結し、最後の栄冠を争う場となります。
フリッパーズは、ここでも全国レベルの実力を発揮し、優勝を目指して戦い抜く決意を固めています。
「キングオブキングス」でのフリッパーズの挑戦がどのような結果を生むのか、注目が集まっています。
チームはさらに練習を重ね、次なる勝利に向けて万全の準備を進めています。
北発寒ファイヤーズ、強豪に挑み準優勝! 熱戦を繰り広げた選手たちの奮闘に拍手
粘り強い戦いで準優勝を勝ち取る
初回から積極的な攻撃で先制! 北発寒の戦いが幕を開ける
北発寒ファイヤーズは決勝戦の舞台で、立ち上がりから積極的な攻撃を展開しました。
初回の一回表、先頭打者の1番・北山楓(5年)が鋭いスイングを見せ、中堅手のグラブをかすめるセンターオーバーの二塁打を放ち、一気に得点のチャンスを作ります。
続く2番・内山蓮々(6年)が強気の強攻策でセンター前ヒットを放ち、無死一、三塁の絶好機を作りました。
ここで打席に入った3番・帆苅拓真(5年)が内野ゴロを放ち、その間に三塁走者の北山が生還し、貴重な1点を先制します。
序盤から相手チームにプレッシャーをかける北発寒ファイヤーズの戦術が功を奏しました。
鋭い打撃と積極的な走塁で相手守備陣を翻弄し、初回から試合をリードする展開となりました。
追い詰められても粘りを見せる! 二回に同点に追いつく北発寒
1-2と1点ビハインドで迎えた二回、北発寒ファイヤーズは再び攻撃のチャンスを掴みます。
先頭打者の6番・大沢翔平(4年)がレフト前ヒットで出塁すると、続く7番・鈴木正幸(6年)が左中間を鋭く破る二塁打を放ち、二、三塁とチャンスを広げた。
この場面で、8番・山田楓(5年)が内野ゴロを放ち、その間に三塁走者がホームイン。
2-2の同点に追いつきました。
決勝戦という緊張感の中でも焦らず、確実に得点を重ねる姿勢が光りました。
三回、四回とチャンスを生かせずも、五回に再び反撃! 北山が二塁打でチャンスを広げる
試合が進むにつれ、両チームともに得点圏に走者を送りながらも、なかなか決定打が出ず、緊迫した展開が続きました。
北発寒ファイヤーズも、三回には得点圏に走者を進め、四回にも走者を出すものの、あと一歩で得点に結びつけることができませんでした。
しかし、2-7と5点差を追う展開になった五回、再びチームに勢いをもたらしたのは、1番打者の北山でした。
この日2本目となるセンターオーバーの二塁打を放ち、再び得点のチャンスを作ります。
続く打者の内野ゴロの間に、三塁走者が生還し、1点を返しました。
北山の強気な打撃と、諦めない姿勢がチームを再び奮い立たせました。
最終回、平野が意地のヒットを放つも反撃及ばず 3-9で惜敗
試合は最終回、六回を迎えます。
二死となり敗色が濃くなる中、8番・山田 楓(5年)に代わって打席に立った代打・平野世真(5年)は、ここで黙って終わるわけにはいかないという強い意志を見せました。
鋭いスイングでセンター前にヒットを放ち、最後まで諦めない姿勢を示しました。
しかし、その後の打者が抑えられ、3-9で惜しくも敗戦。
強豪相手に最後まで粘り強く戦い抜いたものの、悔しい準優勝となりました。
試合後の木下監督、「経験が選手たちの成長に繋がった」と振り返る
試合後、北発寒ファイヤーズの木下雅博監督(44)は、「いやぁ、勉強させてもらいました」と開口一番に笑顔を見せました。
特に三回の場面については、「一、二回はなんとか最少失点で抑えたが、三回に見事に一発打たれました。今まで内山の高めのストレートは詰まった内外野フライになることが多いのですが、今回は見事に打たれた。投げるところが無かった」と振り返り、相手チームの強打に感服していました。
木下監督は、「6年生にはこれまで多くの経験をさせてもらった。このシーズンの終盤には東16丁目フリッパーズさんとも試合をさせてもらった。中学野球に向けて、残りの時間を充実したものにしてほしい」と、選手たちのこれまでの成長を讃え、今後への期待を語りました。また、5年生以下のジュニア世代についても、「フリッパーズのようにレギュラーで活躍している選手を見て、うちの選手も大いに刺激を受けているようです」と語り、選手たちがさらなる成長を遂げることに期待を寄せています。
強豪に囲まれた中で堂々と準優勝を勝ち取った北発寒ファイヤーズ。
今後の大会でもその成長と活躍が楽しみです。
<発行人>
第1回ストライク杯少年軟式野球大会で東16丁目フリッパーズが初優勝!
圧倒的な打撃力とチームワークで栄冠を手にした東16丁目フリッパーズ
第1回ストライク杯少年軟式野球大会が華々しく幕を閉じ、東16丁目フリッパーズが見事に初優勝を飾りました。
この大会は、子どもたちが心身共に成長し、学童野球の魅力を存分に発揮する場となりました。
東16丁目フリッパーズは、1回戦から決勝に至るまで圧巻のパフォーマンスを見せ、特にその強力な打線と緻密な小技の融合が他チームを圧倒しました。
対戦相手や試合展開によってバリエーション豊かなプレースタイルを見せ、会場全体が息をのむ瞬間が何度も見られました。
決勝戦の舞台では、東16丁目フリッパーズがその実力を遺憾なく発揮し、見事な試合運びで優勝を勝ち取りました。
対戦相手の北発寒ファイヤーズも小学6年生、5年生、4年生を中心とした若いチーム編成ながら、バランスの取れた戦いぶりで最後まで健闘しました。
特に注目されたのは、北発寒ファイヤーズのエース、内山投手の力投です。
左腕から繰り出される速球はキレがあり、力強い投球で試合を引き締め、会場の目を引きつけました。
4、5年生も混ざる若いながらも成長著しいチームであり、今後の活躍が大いに期待されます。
最優秀選手賞:滝花充望(東16丁目フリッパーズ)
この大会の最優秀選手賞には、東16丁目フリッパーズの滝花が選ばれました。
決勝戦で彼が見せた一打-。
内山投手が投じた高めのストレートを、滝花は力負けすることなく振り抜き、そのままフェンスを越える特大のホームランを放ちました。
この一振りで、試合の流れが一気に変わり、球場全体に歓声が響き渡りました。
その打撃はまさに圧巻で、チームの士気を大きく引き上げる一打となりました。
滝花選手は、この一打だけでなく、今大会を通じて安定した打撃を見せ、チームの得点源として貢献してきました。
その精神力と技術の高さは、今後の更なる飛躍を感じさせるものであり、最優秀選手賞にふさわしい活躍でした。
優秀選手賞:内山投手(北発寒ファイヤーズ)
準優勝チームの北発寒ファイヤーズからは、エースの内山投手が優秀選手賞に選ばれました。
内山投手は、決勝戦でも終始マウンドに立ち続け、彼の速球と球速の変化のコンビネーションは北発寒応援席を魅了しました。
左投手という優位性を存分に活かし、打者、走者にとっては厄介な存在感を示しました。
彼の投球はキレがあり、特に高めのストレートは強打者にも力負けすることなく、相手チームの攻撃を抑え込みました。
また、内山投手は、単に速球を投げ込むだけでなく、バッターのタイミングをずらす巧みな投球術も披露し、頭脳派のピッチングを見せてくれました。
今後、彼が更に成長し、どのようなピッチャーに成長していくのか、期待が高まります。
ストライク賞:木村侑煌選手(東16丁目フリッパーズ)と北山楓選手(北発寒ファイヤーズ)
ストライク賞には、東16丁目フリッパーズの木村侑煌選手(6年)と北発寒ファイヤーズの北山楓選手(5年)が選ばれました。
木村選手は、決勝戦の重要な場面で大活躍しました。
特に、四回に回ってきた第3打席で、二死満塁の場面からライト線を破る2点タイムリー二塁打を放ち、試合を決定づけました。
彼のバッティングセンスと勝負強さが、チームを優勝に導いた要因の一つです。
また、守備ではライトとレフトを器用にこなし、安定した守備力で攻守にわたりチームを支えました。
北山選手も、5年生ながら素晴らしい打撃と守備でチームを牽引しました。初回と五回にはセンターオーバーの二塁打を放ち、チャンスを作り出しました。
小柄な体ながら、パンチ力のある打撃と勝負強さは圧巻でした。
また、北山選手は5年生にして正捕手を務め、守備面でもチームの中心として活躍しました。
今後の成長が大いに楽しみな選手です。
大会運営への感謝と選手たちの未来への期待
今回、初めて開催されたストライク杯少年軟式野球大会は、選手たち、そしてそのご家族、指導者の皆様、さらには大会運営を支えてくださった多くの方々のおかげで、無事に閉幕いたしました。
9月15日に降った雨の影響で、グラウンドの状態が悪化した中、関係者の皆様の協力で準決勝の1試合を開催することができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
特に、日頃から選手を支えてくださっているご家族の皆様、そしてチームを指導し続けてくださる監督・コーチやスタッフの皆様には、深く感謝申し上げます。
皆様のサポートがなければ、このような大会を実現することはできませんでした。
また、選手たちがこの大会を通じて学んだのは、野球の技術だけではなく、仲間と協力し合い、共に困難を乗り越えることの大切さです。
これからも、彼らが野球を通じて成長し続け、次のステージでさらなる飛躍を遂げることを心から願っています。
子どもたちの未来が明るく、彼らがどのような選手、そしてどのような人間に成長していくのか楽しみでなりません。
最後に、この大会の運営を支えてくださった札幌オールブラックスの皆様にも、心より感謝申し上げます。
皆様の献身的なサポートがあったからこそ、この大会を無事に成功させることができました。
これからも、学童野球を通じて未来ある子どもたちの成長を見守り、支えていきたいと思います。
本大会を通じて得た経験が、選手たちにとっての財産となり、今後の活躍に繋がることを願っております。