人気のドナイヤが仲間入り
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.29
スポーツショップ古内のホームページはコチラ
https://www.furuuchi.info/
↑ホームページを新しく作り変えています
人気のドナイヤが仲間入り
こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいまして、ありがとうございます!
現在、野球用品メーカーの展示会シーズンで、東京に行っていたりなど、出張続きで、すっかりコラムの提出日を過ぎてしまいました(笑)
さて、今回の展示会で見てきた各メーカーの商品をお伝えしたいところなのですが、その前に、スポーツショップ古内で新しく取引が始まったメーカーをご紹介します。
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ドナイヤ
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なんと!ドナイヤがスポーツショップ古内のグラブコーナーに仲間入り!!!
とは言うものの・・・
このコラムの読者様は「ドナイヤ」 というグラブメーカーをご存知でしょうか?
知る人ぞ知るグラブメーカーであると思いますが、
「ドナイヤってなんやねん!?どないなっとんねん!?」
なんて関西弁が聞こえてきそうな名前ですが、
実は最近とんでもない人気なんです(笑)
なぜ人気になったのか?
それは・・・
プロ野球選手が「買って」使用している、と言うことがわかり、それから一気に火がつきました。
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ドナイヤを使用している選手といえば
トリプルスリー山田哲人
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山田哲人選手のことはご存知ですか?
打率3割
ホームラン30本
盗塁30回
を1シーズンで達成してしまう、ミスタートリプルスリーです。
それだけ活躍している選手なら、たくさんのメーカーから
「うちのグローブを使ってくれ〜」
と言われることでしょう。
あ、プロ野球選手で活躍している人は、メーカーから物品を無料で支給されることが多いです。
プロ野球選手の細かい要望をメーカーが聞いて、そのプロ選手専用に仕上げて提供しています。そうやって出来上がったグラブというのは、自動的に「プロに認められた品質」ということになります。
ですが、彼はそれらの提案を断り、わざわざドナイヤのグラブを「購入」しました。
普通に店頭で売られているものを「購入して」使用しています。
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あなたの手に入れたドナイヤは
山田哲人がはめたものかもしれない
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山田選手は、自分がシーズンの中で使うグラブは、直接ドナイヤまで訪問して選んでいます。
グラブというのは全て職人の手作りですから、同じ人が作ったとしても、全く同じものにはなりません。
だから、ドナイヤの工場で出来上がったグラブを一つ一つはめて確かめて、
「よし、これだ」
と思うものを、試合で使っているわけです。
そのグラブ選別の時に選ばれなかったグラブは、普通に市販されることになります。
つまり、スポーツショップ古内に、入荷してきた可能性もあるわけです。
どれがそれに当たるのかは、残念ながら誰もわかりません(笑)
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気になるお値段は??
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通常、プロに使ってもらうグラブの革というのは、とてつもなくいい部分を使います。
それを普通に販売しようとすると、ちゃんと利益が出る金額にするには市販されるグラブは100000円以上の金額になると言われるほどです。
ドナイヤは社長の村田裕信さんが一人で営業、企画、グラブ検品を行なっている会社で、そこにかかる人件費などのコストを究極まで切り詰めることができました。
カラーもライトブラウンの一色のみ。
レースのカラーも変化なし。
グラブ本来の質を上げるため、全て同じものを作るようにしています。
そうしたコスト削減に取り組んだ結果、出来上がった値段は
なんと!!!
硬式グローブで48600円!!!(税込)
軟式グローブは27000円(税込)
という金額が実現しました。
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8年間変わらない品物
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ドナイヤ のグラブは立ち上げ当初から品番の変更をしていません。
ずっと同じものを作り続けています。
これからも、ずっと同じものを、とにかく高品質に仕上げることに注力して作り続けていくようです。
だから、目新しさがないというのではなくて、
それが欲しい!と思ったなら、時間はかかってもそれが手に入るんです。
いいものは廃れることがありません。
ずっと愛され続けるグラブとなります。
軟式グラブも硬式グラブも、プロに選ばれる、というだけあって確かに素晴らしい革を使用しています。
ステアレザーを使用していますが、綺麗なピカピカした革です。
札幌でも限られたお店にしか置いていません。
ぜひ一度手をはめてみてください。
ドナイヤはオーダーも受付することができます。
あなた好みのカラーオーダーをしてみませんか?
次回はそれぞれのポジション別の解説もしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
今回のコラムはいかがでしたか?
実はドナイヤ の村田社長とは、ちょうど一年ほど前にお会いし、お話をしていました。
スポーツショップ古内に来てくれるお客様に、さらなるワクワク感を伝えるために、ドナイヤ のグラブを取り扱いしたい、というお話をしたところ、色々と手を尽くしてくれて、2019年1月に「お互い頑張りましょう!」と、取り扱いをすることが決まりました。
ですが、ドナイヤ は人気が高く、大量生産ができないため、全国的に欠品中でしたので、
「スポーツショップ古内でドナイヤ の取り扱いを始めます!」といった予告は極力避けて欲しい、と言われていました。
なので、やっと皆さんにこのことをお伝えすることができて嬉しく思います。
残念ながら少年用のグラブはございませんが、
大人用のグラブの中に、1種類だけ、山田哲人使用モデルの小型版がありますから、それなら小学生でも使えるかもしれません。
どうぞ確かめに来てみてくださいね。
それでは!
今後も、疑問点や聞きたい話などがございましたら
こちらまでご連絡ください!
バックナンバー
No.1 「綺麗な肌は好きですか?」
No.2「将来の夢はグラブ職人!?」
No.3「お手入れのコツは「手洗い」
No.4「グラブづくりイベント」
No.5「赤ちゃんに学ぶ、外角低めの克服法」
No.6「グラブのポジション別の特徴」
No.7「グラブ作りに挑戦!」
No.8「投手用グラブ タテ型派、ヨコ型派をわかりやすく解説」
No.9「失敗しないグラブ選び(2-1)」
No.10「失敗しないグラブ選び(2-2)」
No.11「バットの種類と違い」
No.12「バットの種類と違い2:複合バットについて」
No.13「源田選手のグラブについて」
No.14「野球セール ベースボールフェア予告」
No.15「新軟式ボールについて」
No.16〜17はセールの予告でした。
No.18「専門店のグラブの提案の仕方」
No.19「流行りのアンダーシャツ」
No.20「新発想のスパイク誕生!ブロックソール」
No.21「ブロックソールは中学校、高校でも使えるの?」
No.22「肘・肩・怪我予防ブレイスレボサポーター」
No.23.「中学軟式野球春季大会 古内杯 をレポート」
No.24.「塁間が0.1秒速くなる靴紐の結び方」
No.25.「塁間が0.1秒速くなるシューズのサイズの選び方」
No.26.「グラブの深さの見分け方」
No.27.「スポカルのご案内」
No.28.「スポカル」
――――――――――<コラム著>――――――――――
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
「札幌をスポーツカルチャー人口日本一にする」をゴールとした、札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
(依頼はほぼないと思いますが)講演は「ストライクを見た」で、無料で行います。
野球用ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/sportsfuruuchibb