ドナイヤ捕手・一塁手用<グラブ>を紹介!
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.33
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ドナイヤのポジション別グラブの特徴-4
【捕手・一塁手編】
こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいまして、ありがとうございます!
先日、野球とは関係がなさそうな、小学生陸上大会の全道大会会場で、記念Tシャツの販売をしていたところ、「コラムを読んでいますよ」というお声をいただきまして、とても嬉しかったです!
まさか陸上の会場で読者の方とお会いできるとは思いませんでした。
書き続けてきて、良かったなぁと思います。
さて、前回は、「ドナイヤ」というグラブの外野手用の特徴を書きました。
今回は、捕手用・一塁手用のミットの特徴をお伝えして行きます!!!
ドナイヤは、どうしても内野手用に注目がいきがちですが、実はミットもしっかり考えられて作られています。
僕なりにその特徴をお伝えしていきますね。
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【捕手用】
<硬式>DOC<軟式>DONC
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ドナイヤのキャッチャーミットですが、これはかなり小さめに出来ています。
ですが、ポケット部分は広くて深いです。
「え?小さいのに、ポケットが広くて深いの?なんだか不思議ですね」
と言われそうなのですが、そのカラクリは「芯」の厚さにあります。
どうでしょう?
捕球面を見た時に、芯が薄いことがわかるかなぁと思います。
こうすることによって、小さなキャッチャーミットであるにも関わらず、ピッチャー側から見ると大きく見えるようになっています。
また、土手を薄くしたことによって、ミットのど真ん中で捕球できなかった場合でも、土手にバウンドしてからミットにおさまる、という現象を取り除くことができます。
ただ、土手が薄いと、キャッチングの際に弾いてしまったら、引っかかりがなくなるためファンブルしてしまいがちです。
そこを、深いポケットにして、しっかり球を吸収する、という構造にした訳ですね。
薄い土手にしていることで、軽量化することも出来ています。
ピッチャーが「このキャッチャーは投げやすい!」と思ってくれるかどうかは、
やはり「キャッチング能力」ですよね。
速球をバシーン!!!!といい音を鳴らして捕ってくれる。
→それには、ハリのある革、ポケット、キャッチングの質が大切。
どんな変化球もしっかりキャッチしてくれる。
→変化球の曲がりに合わせて、ミットを操作するため、軽量なものが使いやすい。
色々とご自身のキャッチャー像を想像してみて、それにバッチリ合うのなら、ぜひこのキャッチャーミットを使ってみてほしいですね。
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【一塁手用】
<硬式>DJF<軟式>DJNF
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ドナイヤの村田社長がいうには、「棚から牡丹餅」のファーストミット。
このファーストミットを開発している際に、型取るための金型を探していたところ、当時は小ぶりのファーストミットが流行っており、工場の片隅にひっそりと、“かつて栄光をたたえていた大きめのファーストミットの金型”を見つけたそうです。
まだドナイヤが立ち上がったばかりで、製作費用は革質に集中させていた頃だったこともあって、まずはその金型からファーストミットを作ろう、ということにしたそうです。
それがなんと大当たり!
作ってみるととても良い形になり、ドナイヤの定番の座を勝ち取ったミットになりました。
小指と親指の利きがとてもよく、開閉がしやすいタイプのミットです。
こちらも土手は薄めです。
革質の良さから、捕球面のハリもよく、パシーン!といい音を鳴らしてくれそうです。
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以上で、キャッチャーミットとファーストミットのご紹介を終わります。
次回もお楽しみにしていてください!
どうもありがとうございました!
今回のコラムはいかがでしたか?
今回のコラムで、ドナイヤのグラブの特徴は全種類紹介し終えましたので、次回からはまた別の内容で書いていこうと思います。
今度は、「僕とゼット」もしくは「僕とアイピーセレクトとの出会い」などにしようかなぁと思います。
それでは!
今後も、疑問点や聞きたい話などがございましたら
こちらまでご連絡ください!
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No.6「グラブのポジション別の特徴」
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No.8「投手用グラブ タテ型派、ヨコ型派をわかりやすく解説」
No.9「失敗しないグラブ選び(2-1)」
No.10「失敗しないグラブ選び(2-2)」
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No.12「バットの種類と違い2:複合バットについて」
No.13「源田選手のグラブについて」
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No.18「専門店のグラブの提案の仕方」
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No.22「肘・肩・怪我予防ブレイスレボサポーター」
No.23.「中学軟式野球春季大会 古内杯 をレポート」
No.24.「塁間が0.1秒速くなる靴紐の結び方」
No.25.「塁間が0.1秒速くなるシューズのサイズの選び方」
No.26.「グラブの深さの見分け方」
No.27.「スポカルのご案内」
No.28.「スポカル」
No.29.「人気のドナイヤが仲間入り」
No.30.「ドナイヤポジション別<グラブ>のご紹介!」
No.31.「ドナイヤ ポジション別グラブのご紹介-2」
No.32「ドナイヤ ポジション別グラブのご紹介-3」
――――――――――<コラム著>――――――――――
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
「札幌をスポーツカルチャー人口日本一にする」をゴールとした、札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
(依頼はほぼないと思いますが)講演は「ストライクを見た」で、無料で行います。
野球用ホームページ
https://peraichi.com/landing_pages/view/sportsfuruuchibb