鳥肌もののクオリティ【佐藤グラブ工房】のグラブ!
【札幌市南区の野球専門店】スポーツショップ古内の社長
古内克弥のコラム No.46
スポーツショップ古内のホームページはコチラ
入荷した瞬間、鳥肌が立ったほどの衝撃のクオリティ
【佐藤グラブ工房】のグラブ
こんにちは!
いつもコラムをお読みくださいましてありがとうございます!
11月2日〜4日の創業感謝祭では、とても多くのお客様にご来店いただきましたし、その中でも
「ストライク読んでますよ」
と言ってくださる方もいて、本当に嬉しい限りです。
コラムを書き続けて10ヶ月以上経過しているのですが、細々とでも続けてきて本当に良かったです!
さて、今回のコラムで紹介するのは
取引が出来るとなった瞬間、
鳥肌が立つほど嬉しかったグラブ
のご紹介です!
突然ですが、このコラムを読んでくれているあなたに質問です。
この方をどなたかご存知でしょうか?
わかった人には「グラブマニア」「グラブオタク」の称号を差し上げたい(笑)

佐藤工場長
こちらの方は、
長年ゼットのグラブ工場の工場長として
グラブを作り続けていた
佐藤和範さんです!
えええええ!!!!
この人がそうだったのか〜!!!!
という声が、聞こえてきそうですね。ええ。
そう・・・
僕が15年ほど前に、修行としてゼット株式会社で働いていた頃、
グラブ工場に約1年間、配属させてもらっていたことがありました。
佐藤さんは、その時代に工場長をしていた方です。
(あくまで僕の印象ですが)いつもひょうひょうとした感じで、僕がいた作業室の隣にある工場長の部屋に入っていくと、よく
「ああ!?なんやこれ!?おい!!!!!!」
と怒鳴り声にも似たような声が聞こえてくる。
僕は
「どうしました!?」
と慌てて工場長の部屋に行くと
「あ?どうしたんや?」と言われ、
「おい!っておっしゃっていたものですから」
「ああ、独り言や」
このパターン、何度も繰り返しました(笑)
そんな佐藤さんも、ゼットを定年退職されたと聞き、元気にしてるかなあと思っていたんです。
そして10月に、佐藤さんと親交の厚い方とお会いした際に
佐藤さんが一人でグラブ工房を作って、またグラブ作りを始めている、という話を聞きました。
「えええええ!!!!佐藤さんのグラブって、扱えるものでしょうか!?」
とその方に聞くと、すぐ佐藤さんに電話を入れてくれて
「ああ、古内くんか。せっかくの縁やし、一緒にやっていこうか〜」
という話をしてくれました。
この電話を切った時、すでに僕の腕には鳥肌が立っていました・・・。
もちろん、佐藤さんのグラブだけじゃなく、今のゼットの鈴木工場長の設計しているグラブもめちゃくちゃに良いです。
ただ、佐藤グラブ工房のグラブは、最初から最後まで全てを佐藤さんが手掛けている、ということが凄すぎる!と思っています。
普通、グラブの作業工程は、
革を選ぶ人・革を切る人・革を縫い合わせる人・紐を通す人・ウェブなどのパーツを組み合わせる人・刻印を入れる人・芯を作る人・グリスを入れる人・仕上げをする人など、様々な工程を職人さんたちで分けて作業をしています。
このように作業を分担していないと、生産が間に合わないためです。
その工程を全て一人で最初から最後までやる、というのは、プロの選手に渡すグラブだけです。
それが、僕らのような一般人が手にすることができるんです!
しかも長年ゼットの工場長だった人が作ってくれているんです!!!!!

作業工程
一緒に働いていたからこそ、佐藤さんの凄さはよくわかります。
なんでもこなせる超人だと思っていました。
製作を全て一人で行うため、取り扱い店舗は日本中探してもほぼありません。
おそらく、今のところ調べたところでは、全国でもスポーツショップ古内を含めて2店舗だけです。
そして、日本中探しても、このグラブに手を入れて確かめることができる販売店はありません。
スポーツショップ古内の特権です!(多分!!)
最初に取り扱いを始めるにあたって、
まずはいくつかある既製パターンの品物のうち、
4パターンをスポーツショップ古内で仕入れることにしました。
それがこちらです。
内野手用
外野手用
投手用−1
投手用−2
この美しさ。
手を入れた時の手触り感。
この型の仕上がり具合。
ヤバイ・・・これはとてつもないグラブだ・・・
人差し指、中指、薬指の部分がぴったりと芯にくっついているのですが、それでいて他の革の部分に歪みがないんです。
これは、ハリのある革を選び抜いていること、縫い合わせの縫製技術、そして型出しの精密さがなせる技なのでしょう。
この革は、プロステイタスなどの最高級品のレザーを使っているグラブにだけつけられているタグと同じものがつけられています。
グローブだけではなく、レザージャケット、革靴、バッグ、手袋など、世の中にはあらゆる革製品がありますが、その革製品に使われている革が
最高品質である
という証明となるタグです。
最高級の革
最高級の技術
で作られているグラブは、もちろん最高級の使い心地です!
そして値段が衝撃の安さ!!!
2019年11月現在
44000円+税
グラブ工房から直接取引をする、ということが、
この値段を実現させることができました。
今後、スポーツショップ古内は、どんどんこの佐藤グラブ工房をプッシュしていきます!
最高品質の品物を、スポーツショップ古内にご来店くださった方へお届けしたいと思っています。
どうもありがとうございました!
今回のコラムはいかがでしたか?
この佐藤グラブ工房のグラブ。創業祭ではお披露目という形で展示していたのですが、これに手を入れてくれた方は、
「これ、めちゃくちゃ良い!」
と感動してくださいました。
「次に買うグラブはこれにする!」
「硬式を始めた時はこれにする!」
「左投げの外野手用が欲しいです!」
「オーダーしていきます!」
と、嬉しい声をたくさんいただきました。
これがまた、僕が鳥肌が立ったグラブを、お客様も「これは良い!」と思ってくれたことが、
なんだかお客様と共感できたような感じがして、なおいっそう嬉しかったです。
また特集を書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいね。
それでは!
今後も、疑問点や聞きたい話などがございましたら
こちらまでご連絡ください!
バックナンバー
No.1 「綺麗な肌は好きですか?」
No.2「将来の夢はグラブ職人!?」
No.3「お手入れのコツは「手洗い」
No.4「グラブづくりイベント」
No.5「赤ちゃんに学ぶ、外角低めの克服法」
No.6「グラブのポジション別の特徴」
No.7「グラブ作りに挑戦!」
No.8「投手用グラブ タテ型派、ヨコ型派をわかりやすく解説」
No.9「失敗しないグラブ選び(2-1)」
No.10「失敗しないグラブ選び(2-2)」
No.11「バットの種類と違い」
No.12「バットの種類と違い2:複合バットについて」
No.13「源田選手のグラブについて」
No.14「野球セール ベースボールフェア予告」
No.15「新軟式ボールについて」
No.16〜17はセールの予告でした。
No.18「専門店のグラブの提案の仕方」
No.19「流行りのアンダーシャツ」
No.20「新発想のスパイク誕生!ブロックソール」
No.21「ブロックソールは中学校、高校でも使えるの?」
No.22「肘・肩・怪我予防ブレイスレボサポーター」
No.23.「中学軟式野球春季大会 古内杯 をレポート」
No.24.「塁間が0.1秒速くなる靴紐の結び方」
No.25.「塁間が0.1秒速くなるシューズのサイズの選び方」
No.26.「グラブの深さの見分け方」
No.27.「スポカルのご案内」
No.28.「スポカル」
No.29.「人気のドナイヤが仲間入り」
No.30.「ドナイヤポジション別<グラブ>のご紹介!」
No.31.「ドナイヤ ポジション別グラブのご紹介-2」
No.32「ドナイヤ ポジション別グラブのご紹介-3」
No.33「ドナイヤ ポジション別グラブのご紹介-4」
No.34「僕とアイピーセレクトの出会い」
No.35「2019年秋の新商品【グローブ】」
No.36古内社長のホームページ活用法
No37守備率10割のグラブ、その名も「ウィルソン」
No.38.「守備率10割のグラブ その名も「ウィルソン」その2」
No.39「守備率10割のグラブ その名も「ウィルソン」その3」
No.40「ボールの投げ方「フォーシーム」「ツーシーム」」
No.41球の回転数と球質の重さについて
No.42スポーツショップ古内改装計画!
No.43創業感謝祭のお知らせ!
N0.44キャッシュレス決済の還元が凄い!
――――――――――<コラム著>――――――――――

古内克弥氏
株式会社スポーツショップ古内
代表取締役社長 古内克弥
1982年4月15日生まれ
小学5年生の時に家業であるスポーツショップ古内の販売をお手伝いした時に、接客の楽しさを経験し、将来の夢を「スポーツショップ古内をでっかくする」に設定する。
サッカー、バレーボールをメインに15種目ほどの競技を学び、大学で経営学を学んでゼット株式会社に入社。
ゼット株式会社では、グラブ工場で一年間グラブ製作に携わり、グラブの知識を覚える。
三年間の修行を経てスポーツショップ古内に入社する。
2017年、代表取締役社長に就任。
2017年、CSR経営表彰-地域貢献部門-で受賞
2019年、さっぽろgood商い賞受賞
「札幌をスポーツカルチャー人口日本一にする」をゴールとした、札幌市のスポーツ&カルチャーフェスティバル「スポカル」の副実行委員長もつとめ、スポーツ普及に携わる。
学校や企業への講演依頼も年に10回ほど受け、経営、マーケティング、地域活性化などのテーマで話をしている。
(依頼はほぼないと思いますが)講演は「ストライクを見た」で、無料で行います。
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